神室山(1365m) 登りは西ノ又コース--2021年6月13日-- ― 2021-06-14 10時33分
6:05 駐車地点
6:13 西ノ又コース登山口
7:59-8:02 不動明王
9:22 御田の神
10:31-10:35 神室山山頂
10:29-11:36 神室山避難小屋(昼食)
地図はこちら
ようやく念願の神室山へ。
前日に道の駅おがちで車中泊して、朝5時出発。
暑くて寝苦しくて、睡眠不足の上に、予定より1時間も寝過ごした。
道の駅から30分程度で、目印の鳥居に到着。
ここから歩くつもりでしたが、あとから来た、地元のおじさんに、もっと先まで
行けると、丁寧にも先導してもらいました。ありがとうございました。
そして、ここに駐車。看板の右手がパノラマコースへの道。
まずは、林道を直進して、西ノ又コースからスタートです。
最初は沢に沿って進むため、何度も沢と交錯します。
最初のつり橋。なかなか揺れます。
ここが、結構危険ポイント。
写真右側の崖を向こうからこっちへ進むのですが、岩に打ち込まれた
ボルト(テープが目印になってます)を足がかりに慎重に通過しました。
もっと安全な道があったのかも?
その後2つ目のつり橋を越えてからも、崖沿いのトラバースが続き、
神経を使います。バランスをくずすとすぐ下は崖なので緊張します。
この先も似たような道が続き、気が抜けません。
沢が多いので、途中途中で、水に手を付けたり、体を濡らしたり、クールダウン
できるのは助かる。
途中見つけた、ギンランかな?
三十三尋の滝(だと思う)が出てくると、大きな沢が出現。
ここでは十分、体を冷やせます。
ここまでは、標高はそれほど上げないのですが、とにかく神経が疲れますね。
そしてこれで、沢ともお別れです。
この沢から登り上げるとすぐに不動明王。
ここに水場があるはずなんですが、見つけられませんでした。
ここから一気に尾根へと登り上げるんですが、やはり急登です。
700mくらいから1200mあたりまで、一気の登りです。
胸突き八丁坂というだけあり、延々と登ります。
今朝は、出発前に、おにぎりとバナナを食べてきたせいか、昨夜の焼肉定食の
効果?なのか、バテずに歩いてます。
いつもはろくに食べずにスタートしてるからすぐにバテるのかな。
確かに急ですが、無理せずゆっくり歩けば、まあ何とかなります。
ようやく開けた場所に出ました。
イワイチョウも咲き出してます。
御田の神に到着です。
ヒナザクラもありましたが、もうほぼ終了。
もう少し早ければ、お花畑だったでしょうに、残念。
また、ここはニッコウキスゲもたくさん咲くようで、もう少し先ですね。
その先にはご褒美の雪渓。
レジャーシートを敷いて、体を冷やします。うん、最高。
そして、いよいよ稜線が見えてきました。
右端に見えるのが、帰りに通る、前神室山ですね。結構ありますね。
さて、山頂までもう一息です。
いつ出てくるのだろうと気にはなっていましたが、それは突然出てきました。
本日最大の目的。
まだ、咲いたばかりのような感じで、最高のタイミングですね。
これで終わりかと思ったら、国内最大級というのは伊達じゃないんですね。
さらに奥にも、群生が。見どころはこっちでした。そして満開。
何枚も写真撮りまくりです。
これが見たくて今日の登山です。
何年も前から来たくてしょうがなかった。けど、いつも焼石に行っちゃうんだよね。
ようやく念願がかないました。しかもかなり満開状態。
窓くぐりを抜けて稜線に出ると、左に目指す神室山が見えてきました。
まだ遠いですね。
ここまで誰一人とも会わずに来ました。
ここでようやく神室山避難小屋から戻ってきたソロ男性とスライド。
有屋口から登り、ピストンとのこと。小屋にも昨晩宿泊した2名だけで、他には
誰一人会っていないと。本当に静かな山旅です。
コバイケイソウも咲きだしました。奥は神室山。
ニッコウキスゲも蕾は多く見ましたが、ここだけ咲いてました。
もうすぐいっぱい咲きだすでしょう。
やはり誰もいない山頂に到着です。
今朝のおじさんによると、天気がいいと日本海まで、さらに波まで見えるという
展望に期待でしたが、残念ながらそこまでくっきりとはいきません。
避難小屋はすぐ下です。
この後お邪魔しましょう。
あっちは栗駒かなぁ?
久しぶりに行きたいですね。
小屋はとってもきれいでした。
名物のカムテン君ですね。アルミのマットと、毛布が何組か用意されてました。
寝袋なくても宿泊可能ですね。
地図では水場があるはずですが、探してないので、不明です。
さて、少し早めに昼食としましょう。
今日はファンタにしてみました。どういうわけか炭酸がとっても欲しくなります。
靴も脱いで、靴下も脱いだらすっかりくつろげますね。
片付けもして、そろそろ出発しようかと考えていたら、2名到着。
お話をすると、ヤマップのアキクボさんでした。
なんと、今朝3時から、火打岳に登り、ずっと縦走して、8時間。
ようやくここに到着と。いやぁ、素晴らしい体力です。
神室山(1365m)下りはパノラマコース--2021年6月13日-- ― 2021-06-14 13時39分
11:41-11:45 神室山山頂
12:09 西ノ又コース分岐
12:44-12:50 前神室山山頂
13:22 ざんげ坂
13:48-13:57 第一ピーク
14:30-14:38 いっぷく平
14:59 パノラマコース登山口
15:04 駐車地点着
帰りは、前神室山を経由して、パノラマコースを選択。
小屋を出ると、別の2名さんが到着。なんだか急に賑やかになってきました。
途中の金山町側有屋口分岐までアキクボさんたちとご一緒になりました。
さすがに早い早い。ついて行けなくて、脱落です。
花の写真でも撮りながらのんびりと行きます。
向こうが火打岳方面。あそこから来られたというから、すごいなぁ。
と言いながら、今ひとつピンときてません。右奥の尖がったところと思いますが・・・
2回目の神室山山頂では、同じく西ノ又コースを来たという3人組が休憩中。
この後、同じくパノラマコースで戻るとのこと。
朝とは打って変わって、8名もの登山者と出会い、朝とはすっかり様相が
変わりました。
途中にあるレリーフピーク。よく見るやつですね。
稜線はお花がいっぱい。
歩くのに一生懸命で、写真が撮れてませんでした…
ゴゼンタチバナが今盛りでした。
イワカガミも。
シラネアオイも最盛期は過ぎてしまったようで、もう少し前だったら相当
すごかったろうな。葉っぱはいっぱいでしたから。
ズダヤクシュもいっぱい。
神室山方面を振り返ると、この時間、ガスがわいてきてしまった。
もう小屋があんあに小さく見えます。
ようやく前神室山山頂。
実はあまり警戒していなかったので、またこんなに登るとは予想外。
稜線に出てからもアップダウンが多くなかなか厳しい山ですね。
ここからいよいよ下りです。
まだまだ所々で咲いてます。本当にピーク時期はどんだけすごいんだろうか、
想像するとわくわくしますね。
ツバメオモトも稜線上ではみんな終わってて残念と思っていたら、下のほうは
今咲きだしたばかりで、これからでした。しかもたくさんの株があり楽しみです。
タムシバとムラサキヤシオの競演がきれいです。
この辺りで、山頂で見かけた3人組が追い抜いていきました。
トレランっぽい感じで、駆け下る感じですね。すごい。
どうやら、このメンバーもヤマップのダイさんたちかな?
ここから少し急な下り。
二岐山にもありました、ざんげ坂。しっかり反省しながら下りますか。
第一ピークで休憩。
今日は贅沢にもダブルで持参してました。本命は、ここで頂戴します。
振り返って、朝日連峰みたいな登山道ですね。
ブナの大木が次々とあり、山深さを感じますね。
名前の通り、ここでもいっぷく。
休み休み行くのが重要です。
下りは疲れますね。
最後までずっと下りっぱなしで、容赦なしですな。あともう少し。
最後に、初めての花発見。
ナルコユリかな?アマドコロか?
ようやくパノラマコース登山口に到着。
さすがに長かったですね。それにしても花の多いこと、さすがです。
そして1300m程度とは到底思えないような山々の眺めは素晴らしいです。 最後はせっかく来たので、秋ノ宮山荘で入浴のつもりでしたが、日帰り入浴は
中止と。これもコロナのせいかなぁ?
仕方がないので、昨夜も入浴した、ほっと館(\450-、サウナあり)へ引き返す。
途中、R108脇にある、目覚めの水を持って帰りましょう。
今朝も、登山用の水はここで調達しました。
天気悪化に備えて、予備日を有給取得済なので、、このまま翌日にどこか
登ってもいいんだけど、結構疲れたので、欲張らずにこれで帰宅です。
梅雨入りもそろそろの感じだし、晴れる場所を見つけなきゃ。
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