鳥海山麓の千畳ヶ原へ--2016年10月15日-- ― 2016-10-16 16時27分
8:32 鉾立駐車場出発
9:30- 9:38 賽の河原
10:10-10:36 御浜
11:25-11:35 笙ヶ岳(一峰)
12:52-13:55 千畳ヶ原
14:47 御田ヶ原分岐
15:07 御浜
15:31 賽の河原
16:27 鉾立駐車場到着
2週間前は頂上へ。その時、千畳ヶ原も行きたくて、心残りだった。
日曜は用事があるので動けない。予報ではこの週末はばっちりだし。
頑張って、やり残しを解消しよう。2時起床のはずが・・・やっぱり寝坊で4時。
4時30分前には急いで出発して・・・・予定通りとはいかなかったが、無事到着。
途中、鶴岡や酒田付近では雨。さらに厚い雲で不安も湧いてきたが、
来てみると、これから晴れそう。
鳥海山も4度目にして初の鉾立駐車場からの出発。
登山道というよりも遊歩道みたいな道を進み、振り返ると、駐車場と下には日本海。
斜面はちょうど紅葉が見頃。
やや、赤味に欠けるような気がするが・・・
それにしても整備の良い登山道。やりすぎ感もあるが、このおかげで歩きやすい。
オーバーユース対策にもなるのかもしれないな。
本当に良かった。天気はばっちり。
ナナカマドかな?赤い実とバックに日本海。
あっという間に御浜に到着。
先行の登山者がめいめいに休憩中。
自分もここでお湯を沸かして、軽くカップスープでおなかを満たす。
ふと見上げると・・・絶景かな。
雲が次々と過ぎて行くものの、少し待つと、雪をまとった新山と外輪山。
雄大な景色に何も言うことなし。
さて、今日は山頂は予定外。この状況じゃ、無理だろうし、眺められただけで幸せ。
多数の登山者とは反対方向、笙が岳方面へ歩き出す。
振り返りながら、山頂と鳥海湖。いや、素晴らしい。
おっと、まだイチゲが咲いていた。今度は花の季節に来ましょう。
笙が岳にもガスが次々とやってきては流れていく。
奥から、一峰、二峰、手前の三峰と三つのピークがある。
三峰で2人組の登山者と出会う。ここで折り返すつもりだったが、一峰まで
15分程度、ぜひ行った方がいいと。さらに、目的地は同じく千畳ヶ原とのこと。
このお二方とは千畳ヶ原や下山中も再開することとなった。
そんなこともあり一峰まで足を延ばす。残念ながら、ちょうどガスの中となって
しまった。標識もなく、三角点があるのみの寂しい頂上だった。
意外にアップダウンがるあるものの、静かでいいコース。
さて、折り返して、本日の目的地、千畳ヶ原へ。
ちょうど、あの雲の下あたりだな。
この辺も登山道は整備が行き届いている。
斜めってるけど、しっかり木道。
この辺では登山者も少なく、草紅葉の中を心行くまで歩ける。
おまけに正面には山頂と鳥海湖。もう最高。
さすがに雄大な山麓だけあって、結構時間がかかるな。
ようやく千畳ヶ原。
笙ヶ岳でお会いしたお二方が休憩中でした。
自分もお湯を沸かしてカップラーメンとする。途中でおなかがすいて大変だった。
ここまで何とか我慢して、ようやく食事にありつけた。
さっきはあそこにいた、笙が岳。やっぱり左側から雲が次々とやってくる。
この位置からは残念ながら新山は見えないんだ。
でも、圧巻の景色に満足。
休憩したら、周辺を少しだけ偵察。
こっちは二ノ滝コース。地図で見ると登山口までは、まだまだ遠い。
こっちは湯の台コースの河原宿小屋へ向かうコース。
真ん中の沢が、幸治郎沢で、あそこを登るようだ。今度は、あっちから来てみたい。
昼寝でもして、のんびり過ごしたい雰囲気。
名残惜しいが、戻ります。
御浜方面を俯瞰するが、結構な距離と登り返しがあるなぁ。
ここも、丸太や石組みの階段がずっと整備され、驚き。
よくこんなに作ったなぁ。
若干不安があったが、歩いてみると、ほぼコースタイム通りで御田ヶ原分岐。
あとは御浜経由で戻るだけ。
このころには山頂はガスが多くなり、風も出てきて、だいぶ涼しくなってきた。
さすがにTシャツ1枚では肌寒いくらいの気温かな?
周りはみんなジャケットやダウンの格好だった。まあ、結局手袋だけつけてみたら
大丈夫だったな。
途中、賽の河原で、あのお二方や、御田ヶ原分岐へ向かう途中ですれ違った
方々と再会。地図にある点線コースが見つけられず、今回のコース取りとしたが、
皆さん、そのコースを歩かれていた。今回覚えたので、次は大丈夫かな。
秋の日暮れは早いから、そんなにのんびりはできない。
黙々と下りながらも、周りの景色も堪能。
夕日が差し込むと、紅葉もなかなかきれいで、輝いているようだ。
本当は、日本海に差し込む夕陽と紅葉の斜面が照らされてきれいなのだが・・・・
自分のカメラではこうなっちゃうねぇ。いや、腕かな?
ガスってもうだめかと思っていたら、登山口に近くなって・・・山頂が顔を出した。
これも・・・手前の紅葉との組み合わせで、すんごいきれいなのだが、残念。
最後まで、この景色に釘付け。本当に去りがたい感じだったな。
最後は、あぽん西浜の温泉\400-で疲れをとります。
結構歩いた気がするが、ダメージは少なく感じる。山頂に行ってないからかな?
せっかく来たけど・・・自宅へ戻ります。
なんかもったいないけど、用事があるからしようがないか・・・
道路の冬季通行止めも間近だろうし、アクセスも難しくなるだろうから、絶妙な
タイミングで、おそらく今年最後の鳥海山へ行けたので、大満足の山行となった。
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