秋田駒ヶ岳、静けさを求めて逆回り--2015年7月11日-- ― 2015-07-12 21時33分
8:50 八合目
9:32 笹森山
10:10-10:52 休憩
11:55 横岳
12:28-? 阿弥陀池
13:35 片倉岳
13:58 八合目
約2か月ぶりの登山。右アキレス腱付着部痛から完治とはいえないまでも、
無理しなければある程度は行けそうか?とも思えるので、比較的楽に回れて、
花も楽しめる秋田駒ヶ岳へ。
4時出発で東北道を北上すれば、岩手山がくっきりとして、招かれてるようにも
思えたが、ここは無理せず当初計画通り秋田駒へ。
いつものアルパこまくさのバスには、予想通り大勢の登山者。
バスに揺られて八合目に到着すれば、定番の阿弥陀池に向けて出発していく。
ゆっくり回れればいいや、と思いつつも、できるだけ静かな歩きをしたい。
やっぱりへそ曲がり・・・逆回りでまずは笹森山を目指す。
これは正解。自分と前後したのは2グループ5人のみ。
しかも意外に花は多い。最初からヒナザクラにつかまって、撮影で足が止まる。
チングルマにイワカガミ。
アカモノは少しピンクも入り、よりかわいらしい。
後ろを振り返ると、男女岳とニッコウキスゲのコラボ。
数年前に来た時は、笹森山の斜面にいっぱいのニッコウキスゲに驚いた記憶が
よみがえるが、記憶違いか、時期が合わないだけなのか、それほどのインパクトは
ない。つぼみも多く、これからが本番かもしれない。
チングルマにイワカガミと青空がベストマッチ。
来てよかったと思える景色。
笊森山を背景にヒナザクラ。右肩には岩手山もちらり。
今日は、すっかりこの花に魅せられました。
笹森山から少しの登りを頑張れば湯森山。
さすがに他には誰も来ない。
笊森山を中心に、左に乳頭山、右に岩手山を眺めて早めの昼食休憩。
湯森山からはわずかの距離で、笊森山~乳頭への縦走路の途中にある岩場。
休憩するならここと決めていたが、ばっちり予想通り景色を独り占めして休憩。
1組2名の登山者が笊森山へと通過。
足の状態が良ければ、行きたいところだが、今日は我慢。
反対を振り向けば、これから向かう焼森、横岳が左手に見えている。
この区間も花を楽しみながら進む。
シャクナゲにハクサンチドリもまだまだ健在。
やはり登山者は少ないのか。途中藪っぽいところが多くなる。
でも道はしっかりしているので迷うことはない。
スライドしたのは2組ほど。
焼森直下になるといよいよザレ場が現れて、歩きにくくなる。
この辺で右足に違和感が出てきてより慎重に進む。
横岳に到着すれば、やっぱりこれ。
コマクサはまだ咲いていますよ。
今見ると、背景には阿弥陀池の避難小屋と雪も入り、意外にお気に入りのショット。
樹林がないところはかなりな強風で歩くのも厳しい。
コマクサも風に揺れて・・・たくさん撮影したのに、かなりがピンボケだった。
他にもいろいろ咲いているのがやっぱり秋田駒。
コケモモもすごく小さくてかわいらしい。
横岳へと進むと、さあ大焼砂。この斜面にコマクサが多いのですが・・・
今日の足具合を見てパス。
阿弥陀池で休憩とするが、やはりすごい人出。
湯森山までの状況とは雲泥の差。
阿弥陀池周辺にはいろいろな花が多い。
イワカガミ、チングルマ、イワイチョウ、ヒナザクラ、ムシトリスミレ、ニッコウキスゲ
雪が解けたばかりの斜面にはまだショウジョウバカマも。
エゾツツジのピンクが鮮やか。
男女岳の斜面にはミヤマダイコンソウが咲き乱れて黄色が目立つ。
オノエランは小さく、安達太良で見るものより半分くらいしか丈がないように感じる。
雪が多いから十分成長する前に花をつけないといけないのだろう。
他の花も全般にそう感じる。
名残惜しいが、今日は男岳も男女岳も山頂へは行かず自重。
八合目へと下山する。やはり登山者は多い。
途中片倉岳の展望地から田沢湖を眺めて最後の休憩。
あとはゆっくり歩いて30分弱で八合目に到着。
快晴だったが、強風だったおかげで思ったほど熱くなく快適に歩けた。
足の状態もよくわかり、残念ながら完治にはまだまだ届いていないようだ。
まだしばらくは無理しない方がよさそうなので、短いコースを選んで、間隔を
空けながら様子見としよう。
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