リハビリ登山は、浄土平から鎌沼、東吾妻山へ--2014年9月21日-- ― 2014-09-22 20時24分
8:51 浄土平駐車場
9:33 鎌沼
9:46-10:12 休憩
11:04-11:55 東吾妻山山頂
13:32 浄土平駐車場
足の調子がよろしくない。前回の鳥海山登山の翌日夜に、右足のかかとが痛みだし、登山どころではなかった。最近ようやく普通に歩けるようになったがはたして回復したのかどうか不安がいっぱい。
そういえば昨年も10月に同じ症状が出て、やっぱり1カ月くらいどこにも行けなかった。整形外科の診断ではアキレス腱炎のようなのだが、一時は激痛でかかとをついて歩くことさえできないほどの症状だった。症状からすると踵骨棘のような感じもするし、かかとや足首あたりは骨も多くいろいろと難しいらしい。
原因は不明だが、昨年夏に靴を変えており、これが影響しているかも。足にフィットしないなぁと思って以前より小さめのものにしたのが悪かったか。アキレス腱炎は靴が合わないことや歩き方の問題でも発症するらしい。あと加齢もだって。
今回は靴を新調して、足の具合と、靴の感触を試すためのリハビリ登山ということで一番近くて、無理せず歩けそうな、いつもの吾妻山へ。さすがに30分では無理だが、40分くらいで到着だ。8時ちょいだけど駐車場の料金所はまだ開いておらず無料でした。
今日の主役。エゾオヤマリンドウ。紫の濃いものもあるが、このくらい鮮やかな色も好きですね。
一切経山方面は人が多そう。
今の足の状態ではあの岩ごろごろザレ場は心配なので今日はパス。
まずは鎌沼のほとりのベンチででいったん休憩。
今日はここまでとするか、先に進むか少し考え、この調子なら大丈夫と判断。
東吾妻山へと向かう。
相変わらず歩きにくい道ではあるが、一切経山よりはこっちの方が足元に優しいと思う。いつもに比べるとかなりペースを落として一歩一歩ゆっくり登る。そのせいか、
ほとんど汗もかかないし、ペットボトルが全然減らない。
久しぶりの山頂手前は、ちょっと景色が変わって、防護ネットがかぶせられていた。
この辺りは昨年6月には、コメバツガザクラやミネズオウが見られた。
一切経山ほど人は多くないと思うが、それでも結構な登山者で賑わっていた。
せっかく頑張ってきたのに、天気がいまいちです。
自宅から見たときは最高の天気に思えたんだけど、ガスが多くて、特に猪苗代や
裏磐梯方面は見通しが悪い。
とりあえず、カップラーメンで昼食をとりながらゆっくり休憩。
少しずつ晴れ間も見えてきて、磐梯山と猪苗代湖もぼんやりと見通せるくらいまで
回復してきた。
すっかり長居となってしまった。足の具合を考えてとにかく無理せずの行程を優先。
下山にかかり、見渡すと谷地平がしっかり見える。すっかり草紅葉でおおわれて
いるようだ。今年はちょっと行けないかな。
再び酢ヶ平方面へ向かい、谷地平への分岐点付近から鎌沼と一切経山方面を望む。天気も良く気候も良く、大勢の登山者で賑わっていた。所々、いい感じに色づいてきた。来週あたりからが見ごろになり混雑しだすのだろうか。
さて、帰りは久しぶりに花月ハイランド\700-で疲れをとる。昨年の改修後から値上げとなり、足が遠のいていたが、やっぱりいいお湯です。あったか湯\250-は安くていいが、やっぱり駐車場待ちで大混雑でした。
今日の感じでは、足の具合はまだ完調途上。しばらくは軽めのところで、様子を見ながら回復を待つしかないようだ。
山形神室(1344m)と仙台神室(1356m)--2014年9月28日-- ― 2014-09-28 23時05分
8:15 笹谷峠駐車場
9:03 ハマグリ山
9:58-10:35 山形神室山頂
11:33-12:15 仙台神室山頂
12:53-13:00 休憩
13:15 山形神室山頂
13:39 トンガリ山
13:44-14:00 休憩
14:18 ハマグリ山
14:56 笹谷峠駐車場
今週末は好天が続き、紅葉もいい感じとなり、休んでいるのはもったいない。
足の具合を見ながらあまり負担のかからないコースにでも行ってみよう。
雁戸山では少しきついので、起点は同じだが逆方向に向かう山形神室に行って
みることとした。
自宅を6時に出て、下道走行で7時45分頃には到着。意外に順調だった。
笹谷IC過ぎから峠までの狭い道が行きも帰りもちょっといやらしい。
すでに笹谷峠の駐車場は6~7割くらい埋まっていた。
出発の準備をしていると、隣に駐車してきた男性2人組は雁戸山から名号峰を
経由して刈田まで縦走するということで、刈田に車をデポしてきたとの話だった。
そういえば昨年はその逆で歩いていたグループに南雁戸山で出会ったことを思い
出した。エールを送って出発。
雁戸山方面とは逆方向に進み、途中から笹谷峠駐車場を見下ろす。
盛況です。路駐もちらほら見られます。
オヤマリンドウ。たくさん咲いてました。
イワインチン。黄色が鮮やかでした。
タテヤマウツボグサ。まだ咲いているんだ。
最初に到着するハマグリ山。ここは面白い山頂標識で有名ですが、団体さんが
占拠していたのでパスして、帰りに確認することとした。
先に進んで、トンガリ山を越えてくると、前方に山形神室が見えてくる。
6、7分くらい紅葉しているかな。来週あたりがベストだろうか。
アップで。
ここまでも小さなアップダウンの繰り返しが多くて、意外に疲れる。
トンガリ山もそうだったけど、この山域の山頂標識は案外そっけない。
行き先表示と山頂表示が兼用している。
山形神室山頂もあっけない。西側に少し開けた場所があり、そこからは展望があるが、山頂という感じがあんまりしない。
朝食もおにぎり1個だけだったので、ひとまず朝食休憩。
ここまで、足の痛みはほとんどない。
時間も早いので仙台神室まで足を延ばすことにする。
地図では距離もなさそうで簡単に思っていたが、甘かった。
いったん下って登り返すのだが、これが結構きつい。
仙台神室が見えるが、あれ、かなり急じゃないか。
アップで。いい感じの紅葉だが、登るのにいっぱいいっぱいでゆっくり見ている余裕がなかった・・・
こんな感じで、登りはかなり絞られる。
ようやく到着すると、誰もいなくて貸し切り状態。
山形神室山頂には次々と人が入れ替わっていたが、こちらは寂しいもの。
でも、おかげで満喫できた。
コーヒー休憩とし、のびり景色を楽しむ。
大東岳はあの台形上の形が独特でよくわかる。山頂付近の色づきが大分よさそう。
山形神室への道を振り返る。
きもちいい稜線のように見えるが、登り下りの樹林帯は泥んこ部分が多く、
足元が滑って難儀した。
団体さんに追いつかれ、こちらもほぼ占拠されてしまった。足を休めたいので、
仕方ないが長めに休憩。ストレッチをしてから下山開始。
振り返って見上げると、団体さんグループが下っているのが見える。
やっぱり急だ。
ちょっと無理がたたったか、足の調子がなんとなくおかしい。
休憩を多めにとりながらゆっくり下る。
途中、尾根から見えるのは雁戸山。昨年登ったが、あっちもアップダウンが大きく
なかなか大変だった。さらに右奥には熊野岳。地蔵山への稜線が特徴的で、あの
落ち込みは遠くからでもはっきり目立っている。
山形神室を越えると今度は、トンガリ山とハマグリ山へと続く道。
山形神室を振り返る。
朝はパスしたハマグリ山。これがあの名物看板。
だれが作ったのかセンス抜群ですね。
少しなめていたのだが、意外にアップダウンが多くて疲れるコースだった。
特に仙台神室へのピストンは結構大変。知っていたら今回はパスしたのに・・・
帰路も同様に下道で。今回は青根温泉 じゃっぽの湯\310-へ。
少し熱めでしたが、汗を流してさっぱり。疲れも取れていいお湯でした。
この週末は御嶽山の噴火にびっくり。
誰もこんなことが起きるとは予想もできないだろう。
相変わらず、一切経山は今日も元気に噴煙を上げている。
こっちは噴火しないで・・・と祈るしかないか。
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