鳥海山(湯の台口)(その1)--2014年8月2日--2014-08-03 19時15分


 8:15        登山口
 8:30        滝の小屋
 9:35-9:54  河原宿小屋
11:18        あざみ坂
12:10-12:45  昼食
13:14-13:28  七高山
14:14        あざみ坂分岐
15:37-15:48  河原宿小屋
16:29        滝の小屋
16:45        登山口


 梅雨明けから連日の好天。ここ2週は用事もあって出かけられなかったので
久しぶりに快晴の下高い山に行きたい。

 日帰りで狙うには少し遠いかな、という気もしたが、実現可能か試してみたい
こともあり、鳥海山へ。


 朝、1時間寝坊し、4時出発。途中、山形道から見える朝日連峰は快晴模様。
 月山は雲の中。時間を考えると少しグラッときたが、ここは初志貫徹で鳥海山を
目指す。4時間かからず到着は上々。


 上の駐車場は満杯で、下の駐車場に戻り、支度をして出発。
 行った戻ったで少しロスしたがまずまずの時間に出発できた。


 しかし、頂上方面はガスの中。うーん、晴れるといいなぁ・・・


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 駐車場よりわずかで滝の小屋に到着。
 ここからがようやく本番といった感じ。


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 登山道から見渡せる斜面には一面、いろいろな花が楽しめる。
 ハクサンシャジン、クルマユリ、それにトウゲブキとアキノキリンソウの黄色が目立つ。


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 川音が近くなると河原宿小屋に到着。
 ここで、軽く食事休憩。移動疲れや、この先を考えてペースは抑え気味に。

 すぐ目の前には雪渓からの川が流れ、顔を洗い暑さを払うにはぴったり。
 ここからの眺めもいいだろうが・・・まだガスは消えない。


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 ここから雪渓までの区間では、まだ春の花が楽しめる。
 チングルマ、イワイチョウにイワカガミもちらほら。


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 いよいよ、雪渓を超える。

 さすがに雪が多い。アイゼンなしでも問題なかったが、所々に凍った斜面があり
注意が必要。すっかり甘く見ていて、雪渓から夏道に乗り上げるところで、氷に乗ってすってんころりん。おしりのあたりがちょっと汚れてがっかり。


 上部ではスキーヤー1名を確認。斜面はいまいちですが、まだまだ滑れる。


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鳥海山(湯の台口)(その2)--2014年8月2日--2014-08-04 18時07分




 雪渓を終えると、あざみ坂にかかります。
 
 ここは急登だが、石段が丁寧に作られていて歩きやすい。ゆっくり進んで、
外輪山に乗ると、伏拝岳、行者岳があるが、つい見落として行き過ぎてしまった。


 ここからは、イワギキョウがたくさん咲いている。すっきりとした青色が気持ち良い。


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 鳥海山固有のチョウカイフスマもちょうど見ごろで、あちこちで咲いている。


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 あざみ坂にかかるころから、晴れ間が見え始めていたが、外輪山を進んでいるうちに、一気にガスが飛ばされていく。


 新山と御室小屋が完全に見えた。


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 山頂は混んでいるだろうから、新山を眺めながら昼食タイム。天気はどんどん回復しており、期待できる。

 時間も押してきたが、七高山まで行ってから先のコースを考えることにし、進む。
 イワブクロも大量に咲いている。


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 ようやく山頂着。やっぱり1時間の遅れが響いていた。


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 ここからの眺めも素晴らしい。
 できるだけ端まで進んで、稲倉岳とその先には日本海まで見える。
 鉾立はちょうどガスがかかっているあたりだろう。


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 新山が正面に見える。
 山頂にも人がたくさん。メンバーも入れ替わり、歓声も聞こえる。
 いやいや、こんなに晴れてくれればいうことなし。


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 七五三掛方面を眺める。鉾立や大平からのコースはあそこを登って来るのか。
 今度はそっちも歩いてみよう。


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 新山まで回ると下山が遅くなりそうなので、今回は見送り、下山とした。
 登りも急なら下りも急。下りは結構疲れるのでゆっくりペースで。

 雪渓に入ると、こちらも山形側の日本海と河原宿小屋が見える。


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 山頂方面を見返すと、すっかり快晴で、山頂までよく見える。


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 雪が消えたところにはバイカオウレン。


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 雪渓が終わるところでは雪解け水が勢いよく流れる。
 ここで顔を洗い、手や腕をつけてクールダウン。指がちぎれそうなほどの冷たさで
生き返る。


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 やっぱり振り返って見上げてしまう。


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 再び河原宿小屋に到着するとあとわずか。
 ペットボトルを川で冷やして、しばし休憩。

 
 今朝、小屋でお会いした2人組とも再〃会。外輪山で食事をした時もこの方たちの
近くを拝借した。何とも不思議な縁でした。同じコースとはいえ3度も会っているとは。新山へも往復してこられたとのことで、なんとも健脚な方たちでした。



 あとは滝の小屋を経由して登山口まで戻って終了。
 途中、大平から縦走の方2名とお会いした。宿で迎えに来てくれるらしい。
 登山口を変えての縦走というのも楽しそうだ。


 ここから先は、またまた花を眺めながらの下りでいい感じ。
 大分疲れもたまっていたせいか、1時間ほどでようやく登山口に到着。


 でも、車はさらに下の駐車場。もう少しだけ辛抱して下って、車に到着は17時直前。やっぱり少し出発が遅かったな。でも、大体の所要時間も確認できたし、体調が悪い場合や天気が悪い場合など、河原宿小屋まででも十分楽しめそうだ。



 最後に山形側からの鳥海山全景。撮影ポイントが失敗。もっといい場所があったが
過ぎちゃった。


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 晴れてよかった。この後はおなかもすいたので夕食と、疲れを取りに温泉だ。





鳥海山(湯の台口)(その3)--2014年8月2日--2014-08-06 20時34分


 
 まずは道の駅鳥海へ。
 ところが、18時で閉店。あと少し時間があるにもかかわらず、もう閉められてる。

 スタンプラリーの押印もかなわず・・・同じ目的か、スタンプラリーの本を持った
人もいたな。


 しようがないので、道の駅象潟へ。
 何度来てもここは抜群ですね。展望風呂も魅力だが、まずは夕食。レストランで
カレーでおなかもいっぱい。遅くまで開いているから助かります。


 ここの魅力は何といっても海、そして夕日。
 ちょうど日没間近だ。たくさんの人がカメラを持って待っている。



 自分も真似して撮影。
 案外いい感じじゃないか?




20140802_日本海の夕日



 さて、反対の山方向に向けば、鳥海山が雲一つなくそびえている。
 あそこに行ってきたんだなぁ。


20140802_鳥海山_025


 そして締めの温泉は、ちょっと仁賀保方面に戻って、はまなす\300-へ。
 ここの温泉も遅くまで(確か21:00まで)やっているから便利。

 ここでほぼ20時。帰宅はあきらめ、今日は実家で一泊とした。
 
 下山後に車中泊、もしくはどこかで一泊もありもありかな。