南蔵王 馬ノ神岳(1551m)--2017年2月5日-- ― 2017-02-06 20時14分
7:31 白石スキー場駐車場到着
8:07 出発
10:48 1409mピーク
11:24-11:37 山頂
11:57-12:28 昼食休憩
13:27 取りつき地点
14:17 駐車場到着
不忘山、水引入道は何度か登っているが、馬ノ神岳はまだ登ったことがない。
登山道はなく雪があるとき限定の山ということなので、いつかは行ってみたいと
思っていた。
天気は夕方から雨予報とはいえ、風速が弱いのは今日、日曜日だけ。
その前後は毎日強風予想だったので、どこまで行けるかわからないが、
行ってみることにした。
予報に反して意外に天気がよさそうだ。
途中、車を降りて、正面に見える不忘山(左)から水引入道(右)を撮影。
あれ、肝心の馬ノ神岳が写っていないじゃない・・・
本当は水引入道の右側にあるんですが・・・
白石スキー場の一番奥側、ジャンボリーコース等のある林道側まで進んで駐車。
不忘山への登山者はいるんだろうが、こっち方面は誰もいない模様。
自分車だけを残し、スノーシューで出発。
登山道はないんだけど、「馬ノ神岳入り口」の看板。
でもトレースはない・・・ここは見送って、
ここから取り付く。(左のトレースへ)
今回の一番の不安がどこから取り付くか、だったが、昨日?と思われるトレースが
あり、ありがたく使わせていただいた。
ただ、このトレースは下りでつけられていて、途中からは消失?見失った?ようで
後半は自力で進まねばならなくなった。
コース取りに関しては、2017/1/29の山レコユーザーさんたちの記録を大いに
参考にさせていただきました。大変感謝しております。
山頂東側から尾根に乗って、西に進むイメージを持つことができ、これが大きかった
感じがしています。
道中のブナ林は、意外に天気も良かったせいで陽も差し込み、気持ちのいい
雰囲気だった。
また、静寂の中を歩くのも悪くはないが、時々、白石スキー場の音楽が風に
乗って聞こえてきたりして、妙に安心できたりもする。
途中で面白い発見。ブナも凍っているようで驚き。
最初のうちはトレースを参考にさせていただいたが、途中から見失ったのか、
消えてしまったのか、いつの間にか全く見当たらなくなってしまう。
尾根の方角はわかっているが、コース取りが難しい。
地図とコンパスを見ながらまずは尾根に乗りあげるように方向を定めて進む。
どうやらようやく尾根に乗った模様。
さて、あとどれくらいで見えてくるかな?
高度計も持ってきたけど、調整をしていなかったので、まだあてにできない。
ひとまず1409mを見つければ何とかなると思ってきたものの、現在地が不明で
自分にあきれる。でも、尾根の上を進むだけだから簡単。(と思っていた・・・)
さっき見えていたピークを越えて、どうやら1409mピークに到着した模様。
地図を見ても間違いなさそうだし、これで一安心。
山頂方向がはっきり見える。
ここから残り、約150mの登り。
ここまでも長丁場だったのに、最後にこの登りは、なかなかハード。
ここを行かなければ頂上には着きません。
わかっちゃいるけど、こりゃ厳しい。
この斜度、30度の急斜面・・・以上だろうか?スキー場の上級コース並み?
これでやっと到着?と思ったら・・・ダメ押し。
なかなか登りがいがあります。
すっかりくたくたになりながら、なんとか登頂。
苦労したかいがある、絶景です。
左手前は水引入道、右奥手には屏風岳、中央奥側には屏風から南屏風への
稜線。
屏風岳アップ。
やっぱり迫力がすごい。左の肩が水引平からの登山道コースだけど、
ここ、本当にこの雪で登れるの?って思えるよな。
水引入道アップ。
とても1日で、あっちにも行ける気がしない。
せっかく登ったけど、徐々に風が強くなって、じっとしていると寒くなってきたので
少し下って休憩することにする。
本当は周回して、看板のあったあたりへ降りてみたい気もしたが、来た道を戻るが
確実安全。ということでピストンすることに。
やっぱり自然はすごい。
何とも言えないラインがスーッと伸びてて美しい。
下りは早い。あんなに苦労して登ったのに、あっという間。
でも、急だなぁ。最後の少しは直登できずに左から回り込みの跡がくっきり。
さて、ここまで降りると風も弱くなり、昼食休憩。
山頂で高度計を合わせたから、やっぱりここが1409mで合っていた。
(今頃わかっても・・・反省です)
最後にもう一度山頂方面を振り返り、下山です。
やっぱり下りは早い。
登りは2時間かかったのに、1時間で取りつき地点まで到着。
あとは、スキー場までの林道歩き。安全ではあるものの、これが長い。本当に長い。
片道50分。往復では1時間40分も林道歩いたのか!
着替えをしてスキー場のトイレを借りて戻ると、何やら雪がパラパラ。
車で出発すると、徐々に小雨に。
どうやらベストのタイミングで戻ってこれたようで、ラッキー。
帰りは少し遠回りして、遠刈田温泉、神の湯\330-(石鹸、シャンプーなし)で
疲れをとります。
あ、今気が付いた・・・神つながりだった?
それにしても今日は疲れた。
夜のビールは格別だった・・・と余韻に浸る間もなく、いつの間にか夢の中だった。
体力不足か?それともハードコースだったのか?
まあ、無事で何より。やっぱり安全第一です。
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