夏休み最後になんとか鳥海山 --2017年8月19日--2017-08-21 09時42分


 6:14         祓川駐車場
 6:50- 7:00   賽の河原
 8:10- 8:24   康新道分岐
 9:15          氷の薬師
10:02-10:12   舎利坂入口
10:47-11:34   七高山
12:17-12:26   休憩
13:11-13:17   康新道分岐
14:27         祓川駐車場


 7月は異常に暑かったけど、梅雨明け後の天気はどうも不安定でさっぱり。
 夏休みも天気予報が頻繁に変わり、いつ天気がいいのか読みにくい。

 墓参りやら、用事も済んで、予定のない週末にかけて狙いは18日だったが、
予報に振り回されて断念。このままではどこにも行けず・・・と危惧していたが、
19日なら何とかなりそうだと判断して、雨の確立が低そうな鳥海山へ。

 晴れれば景色を、ダメでも花を眺めようと、帰省中の利を生かして、6年ぶりの
矢島口コースへ。

 5時30分ごろ到着時には、天気のせいもあるのか、車は4台と寂しい。
 その後、準備中に、次々と5台ほどやってきたが、その後は続かなかったようだ。


 竜ヶ原湿原からは山頂に少し雲がかかりだしてしまった。
 下山まで天気が持つように願いながら出発。


20170819_鳥海山_001


 バナナ1本で出発したが、エネルギー不足か、賽の河原までの出だしから
調子が悪い。下山時もそうだったが、個人的には、賽の河原までの区間が一番
つらかったかも。

 ベニバナイチゴがたくさん。


20170819_鳥海山_002


 おいしそうな実も見つけるが、確か、まずいとか・・・聞いたような気がして・・・
食べる勇気はなかった。


20170819_鳥海山_003


 お腹がすいては・・・ということで、早速ですが、賽の河原でおにぎり1個の朝食。
 少しは良くなったか?
 まあ、ゆっくり行きます。


 御田付近でもヒナザクラが見ごろ。


20170819_鳥海山_004



20170819_鳥海山_005


 雪渓の横断は何回かあるが、登山靴のままで問題なし。
 ただ、だいぶ崩壊が進んでいるので、コースは注意する必要がある。
 登山中にも、何度か、ドーンという雪が落ちる音を聞いた。


20170819_鳥海山_006


 気温はそんなに高くないのだが、風がなく、蒸し暑さもあり、バテバテ。
 天気が悪ければ、この辺で引き返すのもありだったが、何とか大丈夫そうなので
一安心。この辺も花畑で気持ちいいので、また休憩。ここでもエネルギー補給。


20170819_鳥海山_007


 下りはあっちの康新道コースと決めて、ひとまず雪解け水で体を冷やす。
 さすが氷水。冷たくて、息が止まりそう。
 あれ、でもこの写真、新道方面だったっけ?なんか怪しいかも・・・


20170819_鳥海山_008


 先へ進むと、時々、山頂が見え、期待が持てそう。

 アオノツガザクラと山頂を一緒に、との狙いだが、ガスが出てしまった。
 花は意外に遅れているのだろうか?アオノツガザクラが咲き乱れているのを
期待したが、まだつぼみが多い。来週あたりに最高潮になるのか?

 6年前も、この辺りは一面アオノツガザクラが咲きまくりですごかった記憶がある。


20170819_鳥海山_009


 下界に比べりゃ天国ですが、これでも暑い・・・
 ここでも、雪を集めて、天然の保冷剤を急ごしらえ。


20170819_鳥海山_010


 氷の薬師手前もなかなか手ごわい。きついコースが続きます。
 


20170819_鳥海山_011


 ヨツバシオガマ。まだまだこれからですね。
 今日は貴重だったピンク系の花。


20170819_鳥海山_012


 だいぶ山頂も近くなったが、ガスが広がり始めた。
 しかし、よくこんな石畳の道を整備したものだと感心する。 


20170819_鳥海山_013


 ここまでくれば、あと少し。ですが、ここからがきつい。
 なので、またまた休憩。


20170819_鳥海山_014


 前半の石畳。山頂はガスってますが、周りの花畑は見事です。


20170819_鳥海山_015


 最後のザレ場。足がズルズルと、疲れているのに、さらに体力を奪われます。


20170819_鳥海山_016


 イワギキョウ。
 この色合いがとってもいいですね。すでに散っているものもあるが、つぼみもあり
今が最盛期でしょうか。


20170819_鳥海山_017


 写真を撮り撮りで、なかなか進みませんが、ようやくのことで、いつもの山頂。
 天気のせいもあるのか、それほど人は多くない。


20170819_鳥海山_018


 近くにザックをデポして、付近を散策。

 よかった。チョウカイフスマはまだ健在。
 それどころか、これからまだまだ咲きそうだ。


20170819_鳥海山_019


 新山をバックに。
 疲れたし、新山からの眺めも期待できなさそうで、今日はパス。


20170819_鳥海山_020


 チョウカイフスマ、イワブクロ、イワギキョウ、ホソバイワベンケイの4点セット。
 山頂はどっちを向いても、これらでいっぱいです。


20170819_鳥海山_021


 一通り散策が済んだら、七高山の崖上で昼食タイム。
 切れ落ちた足元を眺めながらの時間は最高です。遠くは良く見えませんからね・・・



 さて、帰りは康新道へ。
 祓川から来た登山者はもう下山してしまったのか、結局このコース一人旅でした。

 天気が良ければ、海岸線も眺められるし、花もたくさん、さらに、振り返ると
七高山と新山を両方眺められる絶好のコース。絶対お勧め・・・自分的には。


 振り返ると、ガスが飛びそうな気配。
 休憩しながら、チャンスを待ちます。

 でも、そううまくは行きませんね。今日は、この程度が限界でした。


20170819_鳥海山_022


 岩場には、チョウカイフスマ、イワブクロ、イワギキョウがあちこちに咲きまくり。


20170819_鳥海山_023


 標高を下げると途中からはハクサンシャジンが咲く花の道。
 すっかりガスが広がってしまいました。


20170819_鳥海山_024


 ガスが切れるまで少し粘ってみたが、この程度が精いっぱい。
 振り返って、お花畑と山頂。まあ、今日はこれでも十分ですね。


20170819_鳥海山_025


 ここから30分程度で、再び康新道との分岐へ。
 またまた、冷たい水でクールダウン。少し休憩して最後の下りへ。
 すっかりガスがあたりを覆いつくしてしまったが、天気は持ちそう。


 七ツ釜では、滝を見物したり、のんびりモードで下ります。
 時々パラパラと雨が落ちてくるが、雨具を着るほどではない。
 疲れもあるし、滑らないように、慎重に降りて、何とか登山口に到着。

 振り返ると、朝とは大違い。
 車に到着するころ、雨脚も強くなり、何とかずぶ濡れは避けられてラッキー。


20170819_鳥海山_026


 下山中には3組ほどとスライド。
 この時間から登るということは、山頂小屋に1泊だろうか。
 明日は晴れ予報だったはず、うらやましい。


 さあ、最後は猿倉温泉フォレスタ鳥海\400-(シャンプー、リンス完備)の温泉へ。
 ちょうどいい温度で快適でした。
 晴れていれば、露天から鳥海山が見えるのでしょうが、今日は残念。

 道の駅、清水の郷鳥海郷で、そばを食べ、新しくできた、道の駅うごを見学して
帰宅。

 鳥海山、どのコースも素晴らしい。
 百宅コースもいつか行ってみたいが、林道が気になるんだな・・・
 今年もう一回、湯の台から千畳ヶ原周回に行ってみたいけど、どうだろうか。


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