朝日連峰 竜門山(1688m)--2017年6月24日-- ― 2017-06-25 11時11分
6:01 登山口
7:31- 7:38 ゴロビツの水場
8:15- 8:26 雪の壁
9:03- 9:16 清太岩山(1465m)
9:45- 9:55 ユーフン山(1565m)
10:37 竜門山頂(分岐の標柱)
10:50-11:35 竜門小屋
11:35-12:35 南寒江山方面へ散策
12:59 竜門山頂
13:39-13:50 ユーフン山
14:13-14:18 清太岩山
15:02-15:09 ゴロビツの水場
16:14 登山口
ついに梅雨入り。週末と好天の巡り合わせがどうなるかがポイント。
今週末は、今日でないと怪しそうなので、6年ぶりに、果たせていない竜門山
登頂を目指して、出発。
6時前には到着するも、日暮沢小屋前の駐車エリアは満杯。
道路脇に寄せて駐車する。その後も何台かやってきて、さすがに人気がある。
知ってはいるけど・・・最初から急登の連続。
自宅出発は2時半、直前におにぎり1個。風も弱く、気温も高め予想で
絶対バテるパターン。とにかくゆっくり、頻繁に休みを多くして進む。
1300m付近(・・・たぶん)で、正面には雪の壁。
たいした高さではないし、滑り落ちても危険はないと思うが、まだこの時間、
雪が硬くて少し難儀した。
この雪の壁の上で少し休憩。レジャーシートに寝転んで、体を冷やす。
左手には、小朝日から大朝日の稜線が見える。
でも、上部には雲がかかり少し怪しい。
ここの雪を、レジ袋に詰めて、即興の保冷剤として使用。
以外にこれがナイスアイデア。頭や、首、腕と、冷やしながら歩けて、大変快適。
この付近は、まだカタクリロード。
どうでもいいけど、ショウジョウバカマもたくさん。
ミネザクラはちょうど見ごろ。
途中、緩く登り、そして下りを何度か繰り返し、ようやく清太岩山。
ここで、おにぎり2個目で、エネルギー補給。
向うに目標の竜門山と、その麓、右手に小さく竜門小屋が見える。
なかなか先が長い。次はユーフン山。
サラサドウダンがきれい。
清太岩山からユーフン山までも、いったん下って、さらに登り返すので、
以外に大変。ユーフンって、変わった名前ですが、漢字にすると「熊糞」だったかな。
まあ、いるのは当然でしょうが、この辺に多いんでしょうかね?
なんか天気がすっきりしないが、正面に竜門山。
真ん中の小屋も大分大きく見えてきた。あと少し・・・と思い込みます・・・
ここも、いったん下ってまた登り。なかなか楽にはいかない。
ハクサンチドリがたくさん。
とっても小さなコケモモ。本当に小さい。よーく近づかないと見落としそう。
竜門山手前にも雪渓。
ここは少しいやらしい。右寄りは、滑ると危険なので、左側に寄って通過。
帰りは、登山靴スキーでスイスイ。
竜門山山頂には、コースの説明を示す案内表示しかなくて・・・拍子抜け。
さっさと竜門小屋へ。
保冷剤効果が大きいのか、今日は思った以上に疲労度が小さい気がする。
ここで少し早い昼食。小屋の裏手でお湯を沸かしてカップラーメンを準備。
天気もいいので外で食べるつもりが、虫がうるさいので、小屋の中で休憩。
最初、誰もいませんでしたが、その後、到着された方が1名。
西川山岳会の方でした。ヒナウスユキソウを見る会で、今日はこれから
15名ほど登って、小屋泊まりとのこと。
ということで、ザックの中から出てきたのは、缶ビール24本の1ケース。
他にも、ベンチ組み立て用の製材や、あれやこれやですごい重量のはず。
すごすぎます。しかも道中、何組か抜いてきているらしい。
この方から、南寒江山付近の鞍部にたくさん咲いて見事とのことを聞いたので、
行ってみることに。
途中でも花はたくさん。ヒナザクラ。
シラネアオイ。たくさん咲いているのを見たいんですが、周りの草が延びちゃうと
隠れてしまって、注意しないと見落とすんですよね。
だいぶ進んで、ようやくこの辺が目的地と思う。
確かに、ミヤマウスユキソウがたくさん。しかもあちこちに群生地が見られる。
所々で、イワカガミと共演。
あれが、南寒江山。その奥に寒江山、北寒江山。あっちまで行く人もおられた。
時間的にも体力的にも今日はここまで。
それにしても、やっぱり、朝日連峰。果てしないと思わせる光景、魅力的過ぎます。
なんかもったいないけど、さあ、小屋に戻って、帰りますか。
水をためるバケツには、さっきのビールが泳いでます。
まだまだ長いので、ここで、水筒3本に水を満たします。
竜門山から振り返ると、朝日の主稜線がくっきり見えます。
南寒江山から、右奥が以東岳。いつかはあっちも行きたいですね。
これから戻る、ユーフン山。結構あるな。
左奥には月山も見えるようになって、最高の天気です。
途中、小屋泊りの団体さんとスライド。ビールが泳いでいることを伝えます。
他にも何組かスライド。泊まり組も多そうです。
ユーフン山では、3個目のおにぎりで最後の補給。
そして、順調に清太岩山まで戻りました。まだここからも長いな。
この時間、天気はすっかり青空で最高。
古寺山~小朝日~大朝日のラインもすっきり。あっちも、きっと最高でしょうね。
最後にもう一度、ユーフン山と竜門山を振り返ります。
さっきまであそこにいたのか。名残惜しいですが、また来よう。
ゴロビツの水場前にあるブナ。立派ですね。
ここで最後の休憩。のつもりでした。
この後、アクシデント発生。
足を滑らせたはずみに、木の枝に足が挟まって抜けず、体は下方向に。
倒れたはずみで、登山道に頭突きしたようで、額にはこぶ。
本当に足が抜けず、体はねじれて、足が痛くて何ともならず苦悶。
途中から一緒に下っていた方に救い出してもらって難を逃れました。
本当にありがとうございました。
なんてことない所でしたが、まさか足が抜けなくなるとは・・・
すっかり油断していたのか・・・慢心は禁物と自戒をしました。
ここからは、注意しながらゆっくり進みます。
そして、ようやく登山口到着。
アクシデントもありましたが、無事到着。よかったよかった。
まだ車は、たくさん止まったまま。小屋泊まりの方たちですね。
帰りは、道の駅にしかわの温泉館(石鹸、シャンプー完備\300-、割引券で\250-)
ここで車中泊するのか、登山者らしき車も何台か見られた。
ほぼ6時。近くの蛙の子で夕食を、と向かうと・・・客でいっぱい。
あきらめて、道中のラーメン屋へ。また、ラーメンか、昼もだったな。
おなかがすいていたので、何でもいいか、と無理やり納得。
途中、さすがに疲れて、いったん仮眠休憩して帰宅。
10時前には帰宅。ビールでも一杯・・・といきたかったが、冷やしてなかった。
仕方なく、ノンアルビールでお疲れ様。
5年ぶり?久しぶりの朝日連峰。やっぱり、いい。何度来ても素晴らしい。
次は大朝日と竜門をつないでみるのもいいかも。以東岳もいいけど、長いなぁ。
泊まり用の装備も欲しいけど、うーむ・・・とりあえず、日帰りの体力強化かな。
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