半田山と満開のシラネアオイ--2013年5月12日--2013-05-13 23時13分


 昨年も同じく5月12日に来ていた半田山。
 シラネアオイも咲いているだろうと出かけてみた。


20130512半田山008


 ちょうど満開で見頃。昨年のほうがもっとボリュームがあったような気がする。
やはり今年は少し遅れ気味なのかな。

20130512半田山001


 シラネアオイの群生地を抜け、キャンプ場を過ぎて左回りの登山コースを進む。
 スミレの花はあちこちで咲いている。
 マイヅルソウはところどころ群生があるが、花はまだ早かった。


20130512半田山002


 山頂が近くなると、少々きつい登りとなる。
 高度が増すに従い、下の景色も見えてくる。

 半田沼、ハートレイクの呼称もある通り、ハートに近い形かな?
 ちょうど右側の少しいびつになったあたりが出発地点付近のはずだ。


20130512半田山003


 1時間程度で山頂。見通しがあまり良くないのが残念。
 見えるのは霊山など、東側だけ。蔵王、吾妻などが見えるといいんだけどね。


20130512半田山004

 少し休憩したら半田沼の反対側に向かって下っていく。
 運動不足なのか、下りがこたえる。

 下りきると、半田沼の周りを周回する。
 昨年はほとんど見れなかった、イカリソウの花がまだたくさん咲いていた。


20130512半田山005

 今年初のニリンソウ。
 他にもヤマブキソウも咲いていた。


20130512半田山006

 咲く時期には来たことがないが、ヒメサユリも見られるようだ。
 ショウジョウバカマもあちこち出ていたが、花はすでに終わっていた。


 最後は桜のお出迎えがうれしい。
 満開は過ぎたが、昨年よりは花が多く残っているように思う。
 のどかな景色の中をのんびりと歩けるのは気持ちがいい。


20130512半田山007


 帰りは近くの うぶかの郷 で汗を流して帰宅。
 それにしてもさほどきつくないはずなのに疲労度が大きい。
 少しトレーニングしておかないと、この先が不安になるな。


博士山(山開き)--2013年5月19日--2013-05-19 23時50分


 8:00       山開き式典、登山開始
 9:22       分岐点通過
10:09-11:07 山頂
12:42       下山口
12:57       駐車場

 
 県内の山開きが次々と行われている。

 この日は、安達太良の山開き。昨年は参加したが、すごい人で、記念品には
ありつけなかった。

 同じ日に山開きを行い、面白い名前で気になっていた博士山に行くことにした。


 8:00の式典を前に7時少し前に到着、ぼちぼち人が集まりだしていた。
 週前半の予報から変わり、何とか天気は大丈夫そうで一安心。

 駐車場から見上げるあそこが山頂のようだ。


20130519博士山001


 受付を済ませて記念品をいただく。
 式典を待たずに出発する人も多いが、せっかくなので式典に参加して登山開始。


20130519博士山013

 急斜面が続き、人も多くて進まない。ペースが早いのもつらいが遅いのもまた
厳しい。やむを得ないので写真でもとりながら時間をつぶしたいが、今年の大雪の
せいか、あまりめぼしい花も見当たらない。

 1時間ほどしてようやくイワナシがあちこちに見つかり始めた。
 結構群生している。


20130519博士山002


20130519博士山003


 分岐点を過ぎ、山頂に近くなると、ツバメオモトがちらほら咲いている。
 まだ咲き始めたばかりのようだ。


20130519博士山004

 蕾はこんな感じになっている。


20130519博士山006

 ヒメイチゲもポツポツと咲いていて可愛らしい。


20130519博士山005


 山頂付近は、しっかり雪があり、まだ春というには程遠い。
 アイゼンをつける人もいたが、つぼ足で問題ない。

 左端が切れ落ちている部分もあるので、あまり端に寄るのは注意が必要。


20130519博士山007


 山頂は案外あっけなく、看板が置いてあるだけ。
 次々に登ってきた人が周辺に陣取り出すので、少し先まで進み、見晴らしの
いい場所で休憩とした。


20130519博士山008

 雨ではないものの、曇りがちな空は遠くの山までははっきり見えない。
 わずかに磐梯山の山頂だけが遠くかすむ程度。
 周囲の木々が邪魔で西側方面が見通しが効かなくて残念。

 雪上にレジャーシートを敷き、そこに仰向けになると、ヒートアップした体に
冷たくて気持ちいい。

 1時間ほどゆっくりしてから、下山する。


 途中の尾根上から駐車場が見えた。
 結構な人数が来ているのがわかる。


20130519博士山009

 上りコースでは、蕾までしか見られなかったが、下りコースではイワウチワも終盤
ながら咲いている。タイミングが合えば、かなりのお花畑を見れそうな感じ。


20130519博士山010

 下山口に近くなると、コミヤマカタバミがまとまって咲いている。


20130519博士山011


 最後は下山口から車道を20分ほど歩き駐車場へ到着。
 下りはきつかった。足がだいぶパンパンとなった。


 最後は温泉で汗を流す。
 近くにあるのは西山温泉。ここは地熱が有名で、地熱発電も行っている。

 せいざん荘には以前行ったことがあるし、山開き後の登山客が多いだろうと予想して、今回は新たに開拓してみようと中の湯(\500-)さんへ。


20130519博士山012

 近代設備はないが、源泉がそのまま浴槽に投入され、疲れた体にしみこむ。
 西山温泉は宿ごとに泉質が異なるとか。また違うところも試してみたい。

 来週5/26は、磐梯山、小野岳、大嵐山、高柴山、鏡山などが山開き。
 そして6/2は吾妻山、志津倉山、蒲生岳、本名御神楽とまだまだ山開きが続く。
 気になるのは天気だけか。


大嵐山(1635m)(山開き)--2013年5月26日--2013-05-27 20時47分


 7:15        湯の花温泉 交流センター
 9:27-10:01  大嵐山山頂
10:58-11:05  湯の倉山山頂
12:00        湯の花温泉 交流センター


 今週末も好天間違いなしということで、山開きの大嵐山(おおあれやま)へ。
 7:00の式典には当日移動では間に合わないので、前日移動で車中泊。

 移動だけなので、高速は使わず、国道をひたすら走る。
 途中、湯野上温泉の先、下郷町の郷の湯で風呂に入り、あとは夕飯。


20130526大嵐山001

 夕飯は田島の食堂で済ませ、今夜の宿、道の駅 番屋へ。
 先客は5台程度。国道そばでありながら、ここまで山に近くなると夜間も静かで
まずまず快適に過ごせる。

 ここから湯の花温泉までは20分ほど。だいぶゆっくりできる。


20130526大嵐山002


 7:00からの式典は多少遅れて始まった。
 挨拶もそこそこに、テープカット、登山開始と進んだ。
 ここから登山道入り口まで、20分ほど車道を進む。


20130526大嵐山003


 登山道は、初めは沢に沿って登っていく。ときどき、沢を横切りながら、周りには
ニリンソウや、少し高度が増すとサンカヨウなども咲いている。


20130526大嵐山004



20130526大嵐山005


 沢から離れ、いよいよ尾根に乗り上げるところがこのコースの核心部分。
 結構な急斜面が続き、直射日光は避けられるものの、風もなく、汗が噴き出す。

 ようやく尾根に乗り上げると、少し展望が得られる。
 このあたりから、イワウチワなどがあちこちに見られ始める。


20130526大嵐山006

 ほとんど見つからなかったが、ツバメオモトも4-5株ほどある。
 なかなか見つけるのは大変だろう。


20130526大嵐山007

 山頂わずかのところにはイワナシ。
 もう少しでもっと咲きそうだった。


20130526大嵐山008

 
 山頂までは約2時間。登りがきつく感じた割にはさほど時間がかかっていない。
 標高の割には先週の博士山よりは楽な感じがした。


20130526大嵐山009

 山頂からの見晴らしはいいのだが、一部木々が邪魔なところがあるのが難点。
 燧ケ岳はまだまだ真っ白。


20130526大嵐山010


 山頂が平で特徴的な田代山。こちらは6/9に山開き。
 ここの山頂湿原がすごいんです。


20130526大嵐山011

 会津駒も見えるのだが、木が邪魔で・・・おしいなぁ。

 青い空と白いタムシバ。 コントラストがきれいだ。


20130526大嵐山012

 山頂で休憩した後は湯の倉山に向かう。
 大嵐山への登りでは余裕がなく、あまり気が付いていなかったが、ブナの新緑の
中を歩くのは気持ちがいい。こんな景色がずっと続く。


20130526大嵐山013

 ここからは大嵐山はよく見えるが、ほかの展望はちと厳しい。


20130526大嵐山014

 あとは下山するのみ。

 こちらの登山道沿いにはイワウチワの葉っぱがびっしり。でも花期はすでに終了。
 開花期に来てみたらものすごい状態ではないかと想像できる。

 咲き残りの中に白とピンクの縁取りのあるおもしろいイワウチワを発見。


20130526大嵐山015

 下山後は交流センターですいとんをごちそうになる。
 ちょうどお昼。大変おいしかったし、ありがたかった。
 コシアブラの醤油漬けもおいしかった。

 このもてなしには本当に感謝感謝。やっぱり会津はいいねぇ。
 山開き参加記念には山バッジもいただき、さらに無料の入浴券までついている。
 いやー天気も良く、最高の一日となりました。


20130526大嵐山016


 最後は、いただいた入浴券で弘法の湯へ。
 でも、まだお腹も空いているので、向かいの、いせやさんで盛りそばをいただく。
 ここのそば、以前も食べたけど、うまい。大好きだな。

 温泉はしっかり効いている感じで、痛めた部分がジンジンする。
 疲れも取れて、帰りの運転も快適だった。

 週末と好天の巡り合せが今のところはばっちり。これからもこうだといいな。