三春の滝桜--2011年4月29日--2011-05-07 20時47分


 前から行きたいと思っていた滝桜。
 ようやく行って来た。

さくら湖周辺案内図

 4月24日頃が満開だったと思われ、だいぶ散り始めていたが、それでも十分きれいであった。樹齢千年以上という存在感はさすがと思わせる。

滝桜1

 とにかく人が多くて混んでいるイメージが強く、なかなか足が向かなかったが、今年は観光バスも皆無に近く、GW突入といえどもご覧の通り閑散ともいえる状況。

 やはり震災、原発の影響だろう。でも渋滞にも巻き込まれず堪能できたし、少し複雑な感じがする。

滝桜2

 帰りに近くにある三春ハーブガーデンへ。
 黒ユリも苗が販売され、花が咲いていた。次は山で見れるだろうか。

三春ハーブガーデン


道の駅 岩城など--2011年5月5日--2011-05-08 08時26分


 GWに突入したが、どうも天気がすっきりしない。
 5月2日までは雨模様で、5月3日になり、ようやく安定してきた。 
 家の用事も済ませたので、今日は道の駅などを巡ってドライブへと出かけた。

 まず最初は道の駅 東由利。
 山あいにあるだけに、すれ違う車もほとんどなし。連休中とは思えない。

道の駅東由利

 次は道の駅 大内。ここでは写真なし。

 日本海東北自動車道の無料区間を使ってアクセスは簡単。ここは不思議なことに
ICからの一般道へのコースに一時停止箇所がある。ICへの上りと下りの進入道路がクロスしているせいなのだが、こんな高速道路があっていいの?と疑問。


 さて、最後に立ち寄ったのは道の駅 岩城。

 福島のいわきも海側にありますが、偶然なのか、秋田の岩城も海沿いです。
 R7号沿いにあるのでアクセスも簡単。
 やはり日本海東北自動車道の無料区間を利用。
道の駅岩城その4

道の駅岩城その5

 道の駅に隣接してオートキャンプ場もある。
 温泉施設もあり、なかなかよさそうだ。
 好天に海の眺めは気持ちいいが、震災からほぼ2ヶ月と、多少複雑な気分・・・

道の駅岩城その1

道の駅岩城その2

 東由利でみた看板と同じだ、と思ったら「現在地」表示が違ってた。
 それだけの違いかな?

道の駅岩城その3


栗駒山--2011年5月6日--2011-05-09 21時13分


 近年の恒例行事で栗駒に行きました。
 この時期に行く理由は2つ。ひとつは水。もうひとつが温泉。

 水はこれ、栗駒仙人水。雪解けもあり、すごい勢いで流れています。
 昨年秋に汲んだ水もまだいただいていますが、今回も汲ませていただきました。

20110506栗駒仙人水

 道路はすっかり雪もありませんが、道路の両側はこんな感じ。
 有名どころの雪の回廊とまではいかないけれど、なかなか見ごたえありますね。

20110506栗駒山へのR342


 二つ目の温泉は、栗駒山荘。まだ秋田県側のR342からしかアクセスできないためか、だいぶすいていた。

20110506栗駒山荘


 温泉に入る前に少し周辺を散策。

 須川温泉向かいの駐車場からの景色。まだ雪がだいぶあります。
 露天の準備や、電線?などの工事で業者の方が沢山作業していました。

20110506須川温泉

 この温泉の脇から栗駒山への登山道があります。
 どんな状況か確認のため少し上りました。

 源泉の横の階段を進みます。
20110506栗駒山須川温泉登山口

 途中まで進んで、すっかり一面雪となってしまいました。
 まだ春はもう少し先のようです。

20110506栗駒山須川温泉登山道

 R342は一関方面へはまだ通行止め。5月10日に開通予定でした。
 写真を撮っていたら、工事業者さんがゲートを開けて下っていきました。
 もう通れるんですね。

20110506栗駒R342岩手県側


 帰りにR397を岩手県方面に寄り道。こちらにはジュネス栗駒スキー場などがあり、
焼石岳も近い。

 まだ冬の通行止めが解除されていないが、その手前で看板を発見。
 漫画家 高橋よしひろ氏 の故郷だったんだ・・・しかも東成瀬か。

 秋田県といえば矢口孝雄(増田町、釣りキチ三平)ですが、まだいたんですねぇ。
 知らなかったな。

東成瀬村の看板

明神ガ岳(1074m)--2011年5月14日--2011-05-22 20時16分


 今年初の本格的な登山。どこに行こうか思案の結果、会津美里町にある明神ガ岳に決定。大岩観音への入り口が登山口となっている。この手前に車2台程度の駐車
スペースがある。

 準備をしていると、先行の2名が戻られてきたので話を伺う。途中から雪があり、山頂までは行かなかったとのこと。また、例の黒いヤツが去年も出ているので、用心したほうがよいとのアドバイスだったので、鈴もつけることとした。
20110514明神ガ岳登山口

 道中は日陰では雪解けにより足元の悪い状態もあったが、日向では乾いていて特に支障はなかった。雪も日陰にところどころ残っているが、進めないほどではなかった。

 むしろ、山開きがまだということもあり、あちこちに倒木があり、これを避けるのに苦労した。そしてコースを外れないように注意していたのだが、やっぱりやってしまった。ここを右に上るところ、倒木を見て左に下ってしまい、多少時間ロス。
20110514山頂への分岐

 再びこの分岐まで戻り、正規ルートを進みます。
 この先からやや急坂となり、わずかな時間で伊佐須美神社奥の院に到着します。
20110514伊佐須美神社奥の院

 ここから先は山頂まで、かなりの急坂となり、ちょっと手こずりました。
 上りは踏ん張れましたが、下りは尻餅ついちゃいましたね。
20110514山頂への登山道

 山頂の手前はまだ雪が残ります。滑って落ちたらいやなので、左側を進みます。
20110514山頂手前

 20分程度で山頂に到着です。
 残念ながら山頂からの展望は全然よくありません。少々休んですぐに下山。
20110514明神ガ岳山頂


 今回の見どころは様々な花たち。とにかくいろいろな花に出会います。


 そろそろ終わりかけのカタクリ。これは道中いたるところに咲いてます。びっちりと群生しているわけではないのだが、適当な間隔でぽつぽつと咲いていて、道中飽きさせません。
20110514カタクリ

 スミレですね。これもあちこちにあります。
20110514スミレ

 これは何だろう?黄色が目立ってます。
20110514黄色い花


 イカリソウです。山で見るのは初でした。
20110514イカリソウ


 ミネザクラ。満開にはまだ少し早かったようです。
 結構桜の木があったのでタイミングが良ければ素晴らしい景色を見られると思います。
20110514ミネザクラ

 キクザキイチゲ。白い花以外にもやや青味がかったものもいます。
 そんなに多くはないけど、ところどころで見かけます。
20110514キクザキイチゲ

 タテヤマリンドウのようだけどまだ早いか?
20110514タテヤマリンドウ

 やっぱりいました、ショウジョウバカマ。雪が溶けたばっかりらしい近辺には大体いますね。
20110514ショウジョウバカマ


 ヒトリシズカ。これもお初です。
20110514ヒトリシズカ


 ニリンソウ
20110514ニリンソウ

 エンレイソウ
20110514エンレイソウ


 これ以外にも名前の知らない花がありました。
 それにしても花の多い山だなと感じました。
 あまり人気もない?ようで、登山後は誰にも会いませんでした。

 今年は原発の影響で会津の山が多くなるのかな?

クマガイソウの里--2011年5月21日--2011-05-23 21時30分


 クマガイソウがちょうど咲いているらしいということで、初めてクマガイソウの里へ行ってみた。

 猪苗代へ行く途中、土湯温泉の少し先から行けることは知っていたが、なかなか行く機会がなかった。到着してみると、駐車場には車数台と案外寂しい。


 入り口で協力金300円を払って中へと進みます。 
20110521入り口

 コースはよく整備されています。入り口から500mほどでクマガイソウの群生地に到着です。
20110521散策路


 これがクマガイソウ。福島県の絶滅危惧種。
20110521クマガイソウその1


 一斉に咲いています。この週末、3日連続の30度オーバーで一気に花開いたようで見事です。
20110521クマガイソウその2

 この林の中一面が満開。これほどの迫力とは想像していなかった。
 とにかくすごい。保存活動の成果といったところでしょうか。

 盗掘防止のため、周囲は鉄線でガードしています。人間の手が入らず自然のままを守れれば、これほど素晴らしい景色が見られるということでしょうか。
20110521クマガイソウその3



 クマガイソウがメインなのですが、その他にも花がたくさんありました。


 ヤマシャクヤク。これも結構珍しい?
20110521ヤマシャクヤク


 ヤマブキソウも今が盛りと咲いてます。
 一緒に咲いているニリンソウはそろそろ終わりか。
20110521ヤマブキソウその1


20110521ヤマブキソウその2


 クリンソウです。
20110521クリンソウその1

20110521クリンソウその2


 ほかにもいろいろと咲いています。

  チゴユリ
20110521チゴユリ


 ユキザサ
20110521ユキザサ

 ウラシマソウ。面白い名前だ。
20110521ウラシマソウ

 例年なら、クマガイソウの里まつり、として開催しているのだそうだ。いつもなら大勢の人で賑わうようだが、今年は・・・途中の道路がとっても狭いので個人的には空いていてよかったかな。