刈田から北蔵王縦走路へ 修行の一日--2022年7月24日--2022-07-25 23時13分


 6:07         刈田駐車場出発
 7:10         熊野岳避難小屋
 8:23- 8:38  名号峰
10:00-10:11  折り返し地点
12:01-12:44  名号峰
14:22         熊野岳避難小屋
15:04         刈田駐車場着



 以前から考えていたプランを実行してみようと思い、今週は蔵王へ。
 山形周りと宮城周りとどっちからでもアクセスできるが、今日は宮城側から
エコーラインを経由して、刈田の大駐車場へ。
 、
 まだ時間も早いのだが、そこそこ車は来ている。
 トイレも新しくなってきれいになっていた。

 簡単に支度を済ませて、リフト脇を軽く登れば、馬の背へ。
 この頃はまだすっきりと晴れていた。

 気温も低めで、時々吹き込む風が気持ちいい。
 まずは、向こうの熊野岳方面へ進みます。


20220724_蔵王_001


 定番ですが、お釜。第一の目的はすぐにクリア。


20220724_蔵王_002


 続いて、さらに先へ。お釜寄りの右側をずっと目指します。


20220724_蔵王_003


 もう終盤ですが、何とか間に合った。
 これで第二の目的も達成。


20220724_蔵王_004


 ここで、埼玉からのソロ男性としばし話し込む。
 登山道からも近く、広範囲に咲いているので、感激してました。
 確かに、広く一面に咲いているし、何しろ手軽に見に来れるのがいい。


20220724_蔵王_005


 そして、本日の第三の目的地はあのガスの向こう。
 行けたら、南雁戸山までも狙ってますが、どうでしょう。


20220724_蔵王_006


 大きな岩がゴロゴロとして少し歩きにくい登山道を下り続けて、途中からは
樹林帯の中を進む。

 峩々温泉からのコースと合流すると、間もなくで、初めての名号峰。
 こんなもんなんですね。まあ、何とも・・・

 さて、少し休憩して、本日のメインイベント。北蔵王縦走路を八方平へ。
 あわよくば、南雁戸山も行っちゃおう!


20220724_蔵王_007


 雁戸山方向はガスの中かぁ。
 晴れていたら、あの真ん中あたりに八方平避難小屋が見えるはずなんだけどな。

 よく考えると、この先すっかり樹林帯の中を進むしかないと、わかったはずだな。


20220724_蔵王_008
 

 名号峰までは、あまり問題にならなかったが、ここから先は、藪化がすごくて、
今までとは別の道。

 昨日までの雨のせいでしょう、草は露で濡れていて、腿から下は靴までぐっしょり。
行けども行けども同じような光景に、段々戦意喪失。

 写真も撮る気力がなかった、いや、そんな余裕もなくて、ほとんど写真なしだ。


20220724_蔵王_009

 
 コースタイム1時間30分なので、そろそろ避難小屋に着きそうですが、この景色で、
さっぱりわからない。あと20分もあれば着くような気がするが、もう10時、帰りも
この道を戻るのか・・・GPSデータではすでに8kmオーバーで、
こんなのピストンは、もう勘弁してほしい・・・ということであっさり断念決定。
 
 避難小屋についても、この天気じゃ、南雁戸に登ってもイマイチだし、もう今日は
十分。すでにすっかりお疲れなので、少しだけ休んで名号峰へ引き返す。

 ここが折り返し地点。


20220724_蔵王_010


 帰りも同じ道なので、相変わらず・・・

 こんなところにも三角点。地図を見ると、1236.6mのものらしいな。
 だいぶコケに浸食され始めている。


20220724_蔵王_011


 ここも歩きにくかったな。
 おまけに薄暗いし。夕暮れ時に一人では歩きたくないよなぁ、という感じ。


20220724_蔵王_012


 こんなところもちょくちょく出てきます。
 1時間30分もこんな道を歩いていたら、嫌になります・・・

 結局、往復でこんな道を3時間近く歩いていたことになるのかぁ。
 今日は修行の一日です。


20220724_蔵王_013


 まさかこんなところで誰かにあうとは思ってもみなかったが。戻りの途中で、
男性2名組とスライド。名号峰のほうから来たのは間違いないが、これから下山で、
雁戸山の方面?とか言っていたような気がした。縦走中の強者だったのかな?



 樹林帯の中を行くコースで、ほとんど景色は見えず、おまけに花もほとんど
終了と来ると、いいところが見つからないよね。
 それでも少しは咲いてる花もあるので、時々見ながら。

 初めて見つけた。タマガワホトトギス。緑の世界に黄色がいいアクセント。


20220724_蔵王_014


 タカネアオヤギソウ。


20220724_蔵王_015


 サンカヨウの実はたくさん見ました。花の時期はすごそうだね。
 おいしそうです。食べたらどうなんでしょう?食べれるのかな?


20220724_蔵王_016



 途中で休みたいんですが、あんなところばかりで、ゆっくり腰を下ろす気にも
なれずで、ヘロヘロになりながら、名号峰へ到着。いや~疲れた、

 ちょうど年配のご夫婦が休憩中でした。挨拶をして、自分も昼食休憩で腰を
下ろします。もうすっかりガスが広がって、熊野方面も見えません。
 朝のガスが流れて晴れるとよんでいたのは、読みが外れて、全然ダメ。 


 さて、ゆっくりしたら刈田へ戻ります。
 前半は少し藪っぽい樹林帯。でも、さっきまでとは全然違うね。



 こんなところにも、火山の注意の看板が。
 よく運んだものですね。
 でもここまで来て、これ見る人はどんだけいるのかなぁ?


20220724_蔵王_017



 藪を抜ければ、岩ゴロゴロ地帯。
 近くに見えて、案外時間がかかります。
 今日はすでに体力が削られていて、きついよ。


20220724_蔵王_018


 やっぱり今日はこれ。
 このために来たと思えば、多少は救われるな。


20220724_蔵王_019


 下から見ていた通り、避難小屋まで戻ってきても、その先はこの通り。
 もう今日は、熊野も刈田も、いいいい、ヤメ、ヤメ。
 とっとと帰ろう!


20220724_蔵王_020


 ここから先はずっと下り。
 ガスは出てるけど、風もあって、意外に涼しくて快適。
 そういえば、名号峰より先は、藪もそうですが、風もなくて、ムシムシの状態で
きつかった。


 駐車場に到着し、靴を脱ぐと中までぐっしょりで、足はすっかりふやけてるよ。

 今日は久しぶりに、遠刈田温泉の神の湯(\400-、石鹸シャンプーなし)へ。
 ぬる湯とあつ湯があるけど、ぬる湯も十分熱いです。

 今日は修行の日だし、頑張ってあつ湯にも挑戦だ。
 温度計を見ると44~46℃くらいです。どうにか浸かっていると、足にビリビリと
温泉が効いてる?いや熱くてビリビリしてるだけ?

 気分的には、温泉が効いてるな。これで帰りもリフレッシュして快適に運転できた。
 途中、七ヶ宿の道の駅によって、帰宅。

 今日の教訓。
 北蔵王縦走コースはエキスパート向けですね。



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