朝日連峰 障子ヶ岳 時計回りに周回 --2017年9月24日--2017-09-25 14時25分


 6:04        駐車地点出発
 6:56- 7:08  朝食
 7:14        焼峰
 8:19- 8:35  猟師の水場(朝食2回目)
 9:35- 9:48  雨量観測所付近(朝食3回目)
11:13-11:18  障子ヶ岳
11:31-12:02  昼食
12:43-12:50  紫ナデ
14:38        登山口
14:59        駐車地点


 三ツ石あたりは紅葉最盛期とのことで、本当は行きたいところだが、土曜日は
天気が怪しく、好天は日曜日だけのようなので、何とか日帰り範囲内で、行って
みたかった朝日連峰の障子ヶ岳に向かうことにした。
 ただ、早朝移動は疲れるので、前日移動。


 道の駅にしかわまで行ってしまうと、その先、コンビニ等一切なく、朝の調達が
不便なので、道の駅おおえで車中泊。すぐそばにテルメ柏陵という温泉があり、
源泉かけ流しで、いいお湯で素晴らしい。(\200-、石鹸、ボディシャンプーのみあり)


 翌朝、予報に反して、小雨というか霧状の天気で、本当に大丈夫か不安を
覚えながら登山口の駐車場へ出発。

 前日の宿泊組か、駐車スペースはすでにいっぱいのため、少し手前の
空きスペースに駐車。
 登山口がよくわからず、隣に先着していた方に教えてもらう。
 ここから出発。足下はすでに泥んこ状態。


20170925_障子ヶ岳_001


 朝日にしては優しい登山道かな?と思っていたのも最初だけ。
 いつのまにか、朝日の感じになってくる。
 今朝までの雨のせいか、足元は泥んこだらけ。


20170925_障子ヶ岳_002


20170925_障子ヶ岳_003


 少し登っては下ってを繰り返し、なかなか標高が上がらない。
 周りには雲海が所々見え、晴れそうだが、なかなか天気は回復してこない。

 先は長いので、途中で朝食休憩。なるべく休みは多めにしたいが、
下がこの状態だから、なかなかいい場所が見つからない。

 あれ、この花は何だろう?


20170925_障子ヶ岳_004


 水場のそばにはダイモンジソウ。


20170925_障子ヶ岳_005


 途中にある水場。
 といっても、沢水でほんとに大丈夫?とか考えたけど、まずは一杯。
 おいしいので、また一杯。

 ここで2回目の食事。面倒だけど、少しずつ食べるのが最近のパターンに
なってきている。


20170925_障子ヶ岳_006


 雨量観測所の手前の広場に到着して、ようやくこの先の全貌が見渡せた。
 ここでまた、少しだけ食事で休憩。なんかゆっくりしたくなる場所でした。

 正面の粟畑に乗り上げて、ようやく天狗角力取山との分岐になる。
 ここから先では、昨夜小屋泊りの登山者、何名かとスライド。


20170925_障子ヶ岳_007


 向かって右手にようやく障子ヶ岳が見える。すごくとんがってる。
 それにしても・・・まだかなりあるぞ。


20170925_障子ヶ岳_008


 粟畑までの登りは、なぜか石畳。
 こんなところに、なぜかものすごく立派に敷設されている。

 ここまでで相当まいっているので、とても小屋まで往復している余力はない。
 残念ながら今回は見送ります。

 それにしても、いい感じに紅葉してきている。
 奥に見える大朝日岳や主稜線上はガスの中。今日はこっちで正解だったかな?


20170925_障子ヶ岳_009


 よし、障子ヶ岳に向かいます。こっちから見る形はものすごい鋭角。


20170925_障子ヶ岳_010


 アップで。すごい迫力。あそこまで無事に行けるだろうか?


20170925_障子ヶ岳_011


 道中、やはりアップダウンを繰り返す。これが地味に効きます・・・
 湿原状のところもあり。この区間では逆回りで周回されてきた登山者とスライド。
 全部で5人くらいだったかな?いやぁ、皆さん健脚ですね。


20170925_障子ヶ岳_012


 あっちは以東岳方面のはず。うーん、でもよくわからない。
 主稜線上は、まだガスがかかっている。


20170925_障子ヶ岳_013



 ようやく近づいてきた。あと少し。


20170925_障子ヶ岳_014


 何とか山頂。それにしても疲れた。
 狭い山頂でしたが、誰もいないので、ここで昼食の予定でしたが・・・
なんと虫がたくさんで、とてもたまらん。少し下ってから休憩することに。


20170925_障子ヶ岳_015


 途中、北斜面方面の紅葉が素晴らしくきれい。


20170925_障子ヶ岳_016


 これから下る道が見えます。
 いやいや、すごい所を通ってますな。尾根の右下は崖。その脇すれすれだ。


20170925_障子ヶ岳_017


 下ってきた道を振り返って。
 向かって右側、北側斜面がいい感じ。


20170925_障子ヶ岳_018


 休憩したいが、こんなところなので、広いスペースが見つからない。
 なんとかがけが崩れたような場所を見つけ腰を下ろす。

 この景色を眺めながらの昼食。
 何とも、ものすごい眺め。
 向うから見た時とは見え方が違ってる。


20170925_障子ヶ岳_019


 先は長いので、長居はできず、下りにかかります。
 尾根を外れる前に、今日歩いてきたコースを俯瞰します。

 あのラインをぐるっと歩いてきたとは、なんか信じられない・・・
 このころ、左奥には大朝日岳が顔を出していた。


20170925_障子ヶ岳_020


 下りのコースも苦難の道。途中で見つける花が少しの癒し。
 アカモノはまだ咲いているものもあった。


20170925_障子ヶ岳_021


 ヤマハハコ。
 いつもは軽視する花なんですが、今日は、咲いていくれてうれしいですね。


20170925_障子ヶ岳_022


 こっち側のコースはかなりの急登。
 下りではだいぶ神経を使った。

 さらに、長いしアップダウンもあり、途中で心が折れそうになり、何度も小休憩。
 ようやく沢に出て、あの右手が登山口?・・・と思ったら、左手にもうひと登りして
それからの下りでダメ押し。肉体的にも、精神的にも参りました。


20170925_障子ヶ岳_023


 やっと・・・やっと到着です。本当、ヘロヘロになりました。
 歩き切れてよかった。


20170925_障子ヶ岳_024


 最後は駐車した側の登山口に向けて林道歩き。
 30分弱の歩きでしたが、さっきまでに比べると・・・全然楽勝。


20170925_障子ヶ岳_025


 最後は、久しぶりに大井沢のゆったり館(\300-、シャンプー等完備)で汗を流して
帰宅の途につく。もちろん、下道で150km弱。3時間半程度で到着は上出来。

 道中、正面に見える月山が素晴らしくて、釘付け。
 いい感じに色づいているのが遠くからでも一目瞭然。
 今年はまだ1回しか行ってなかった。この秋、行く機会があるかな?


 途中、再度、道の駅おおえで食事。ここ、前回も食べたけど、結構おいしいし、
漬物とデザートもついててお得。今回はナスの漬物と、モモの1/4カット、
スモモ1/2個をおいしくいただいた。


 紅葉最盛期はあと少しといった感じの障子ヶ岳だったが、無事周回できたし
歩いた感がとても大きく、とっても印象深い一日になった。



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