安達太良山 沼尻登山口より周回--2019年9月22日-- ― 2019-09-23 08時10分
6:58 沼尻登山口出発
8:19-8:40 朝食
9:21 石筵コース分岐
9:50-10:02 安達太良山山頂
10:40 鉄山
10:45-11:11 昼食
12:44-13:00 温泉源泉
13:25 沼尻登山口
今週も3連休。先週の疲れもまだ取れてないし、台風が気になる天気の
状況なので、近場でどこがいいか探していると、意外にも安達太良や磐梯山が
てんくら指数がA。福島でも昼から雨予報なのに本当?と思いつつも、
朝の空模様を見て決めることにした。朝5時、なんか曇っているなぁ。
だめなら戻ってくるかぁ、とあまりやる気もなく5時30分出発。
途中道の駅つちゆで日焼け止めやらトイレやら準備していると案外天気が
よさそう。沼尻スキー場から砂利道をえんえんと走って、ようやく登山口に到着。
着いてしまえばなんてことはないが、登山口までの工程が一番厄介。
登山口にはテント1張りに車が2台、その他に車3台程度と少なめ。
紅葉にはまだ早いし台風もあるので、人出は少ないようだ。
温泉源泉地に行くという名古屋ナンバーの男性が、様子を聞きたくて声をかけて
来られた。登山の格好だったのでてっきり登るのかと思っていたが違った。
危険マークがついているが、直接源泉に行くルートのほうが、平坦で行きやすい
はずとお伝えした。有毒ガスの件を心配されていたが、沼ノ平のことで、源泉
あたりは問題ない。
温泉の源泉地を見下ろします。
帰りは奥に見えている鉄山経由で下ります。
1時間ちょっと歩くとこの景色。
沼ノ平をいつもとは反対から眺める。あとはこの景色を見ながら進む。
真ん中辺にちょこんと鉄山避難小屋が見えます。
少し進んで展望のよい場所で朝食休憩。
振り返ると、吾妻連峰が見渡せる。台風で天気は悪化するはずなのに
案外天気が良くてびっくり。風もほとんどなくて、暑いくらい。
船明神山の手前の池。奥に安達太良の乳首が見える。
残雪が遅くまで残っているので水があるのだと思っていたが、雪がなくなっても
消えないようだ。
ここからの磐梯山もすっきりと見えている。
意外に早く到着。
山頂板が新しくなりましたね。
奥岳方面はガスに覆われていましたが、だんだんと晴れてきました。
登山者が次々と登って来始めたので、早々に立ち去ります。
安達太良らしくなく、風はほとんどなし。時々いつものような風も吹くことは
ありますが、すぐに止んでしまう。むしろもっと吹いてくれ、と個人的には思う。
てんくらによると、午後3時には指数がCとなるので、早めに下山しましょう。
次は鉄山を目指します。
途中見下ろしたくろがね小屋。ガスが取れて下のほうもよく見渡せるように
なりました。
鉄山山頂には先行者が休憩中でした。
避難小屋方面に少し進んだ平地で休憩。
おにぎりとお茶、いつものセットで昼食。今日はコーラじゃなくてキリンレモン。
トマト、キウイは家にあれば必ず持っていくマストアイテム。
さすがにここまでくる登山者は少ない。また、たいていはここでユーターン。
静かなひと時を過ごすにはベリーグッド。
鉄山避難小屋裏から箕輪山を見通します。
いまだに行けてませんが、このコースで行ってみるのもよさそうかな。
以前、野地温泉で春にお話をした方は、鬼面山から箕輪経由で安達太良まで
ピストンしてきたとか・・・すごすぎる。
この稜線から下る方向を見渡します。
真ん中に見える、温泉源泉までのコースがなかなか手ごわい。
ここが一番の難ポイント。胎内くぐりしないと通れませんが、リュックを下ろして
通らないと厳しい。
逆方向から見返します。
写真では胎内くぐりポイントは映ってません。この岩の陰になります。
ここから稜線を離れて、どんどんと下っていきます。
なかなかの激下りですね。
ようやく途中まで降りてきました。
振り返って見上げると、あの岩だらけの稜線へ向かうコースはさっぱり
見えません。どこをどう歩いたのかイメージがわきません。
この後も、もろい岩場が続き、結構注意が必要。
源泉手前の区間は所々でがけ崩れの岩が転がっており、通過には緊張します。
写真も撮っている場合じゃないか・・・というところですね。
できるだけ素早く通過を、との看板が出てますが、
なかなか難しいことを言ってますね・・・
さて、源泉に到着。やはり誰もいません。
天気もまだ大丈夫だし、せっかくなので足湯だけ入っていきましょう。
源泉ではとても熱くて無理なので、流れ出している川に入ります。
ぬるめでなかなか気持ち良いです。
水で薄まっていますが、この後の歩きは、温泉効果なのか少し楽だった
ような気がします。
もう少し先に進むと、温泉目当ての方が何組か来ていて、ようやく人に遭遇。
駐車場に到着すると、朝の車はなくなり、新たに2台とバイク1台があるのみ。
さっと始末をして、スキー場手前の田村屋旅館さんの温泉(\800-)に入り、汗を
流します。露天は四阿のように屋根がついており、気持ちよく浸かれます。
時間帯もちょうどよかったようで、他には2人程度。ここも乳白色の硫黄泉で
大好きです。
帰りの土湯峠は3時過ぎですが、ものすごい濃霧で霧雨。
天気予報通りですが、少し前まではあんなに晴れていた山もすっかりガスガスで
いいタイミングで登ってこられて最高でした。
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