花と水の焼石岳(1547.7m) 花編--2016年6月11日-- ― 2016-06-13 21時02分
登山口を入ってからしばらくは、マイヅルソウがあちこちで咲いている。
水が多いだけあって、リュウキンカの黄色もあちこちで目立つ。。
他にもスダヤクシュやツマトリソウ、ノウゴウイチゴなど、白いものから、
オオバキスミレなどの黄色まで、にぎやかだ。
少しタイミングが遅かった感じがするが、所々でシラネアオイの群生も
見られた。時期が合えば、もっと咲いていただろう。これは残念。
水場手前あたりから、ハクサンチドリも多く見られ始める。
これはちょうど咲き始まった感じだろうか。これからまだまだ咲きそうだ。
チングルマも咲き始め、これからどんどん咲きまくりそうだ。
この花は、たいていどこに行っても見ることができて、希少感は全く感じないが
写真写りはいつもいいんだよな。
ピンク色ではイワカガミとこのミヤマシオガマ。
葉っぱが4つになっていないので、ヨツバシオガマとは違っていた。
山頂から泉水沼方面に下ると、焼石平。ここからがお花畑エリア。
この辺も登山道は水没中。
そんな中、ヒナザクラが咲いている。やっぱり湿地が好きなんだね。
もう終わっているだろうと思っていた、ユキワリコザクラ。
まだ少しだけ残っていてラッキー。
登山道の両脇は、ハクサンイチゲの白が圧倒的。
全方位でこの状態なのが圧巻。登山者は大勢で、みなさん撮影に忙しい。
今日は最高の天気で本当に良かった。
足早に過ぎるのはもったいない。ゆっくり時間をかけて眺めたい。
南本内岳への分岐から下ると、まだミネザクラが咲いていた。
鳥海山をバックに撮影したつもりだったが・・・うまくいかなかった。
天気が良すぎると画面がはっきり見えないんだよね。
サンカヨウは、朝は気が付かなかったが、あちこちで咲いていた。
今日咲き出したのかも?それに、葉っぱはものすごくたくさん見ているので
これから大量に咲き出すのかもしれない。
焼石沼の周辺は黄色が多い。リュウキンカのほかに、ミヤマキンポウゲと
ミヤマキンバイもあり、きれいだ。
そういえば、山頂付近では、秋田駒ヶ岳に多い、ミヤマダイコンソウも多かった。
今日もっとも驚いたのは、キヌガサソウ。
登りでは全然気づかなかった。帰りも全く気にしていなかったのが、偶然発見。
意外な場所に咲いているから盲点なのかもしれない。
よく見ると、真っ白ではなく、少しだけうっすらとピンク色っぽい模様のようなものが
見えて、変わっている気がする。盛期を過ぎるとこうなるだけなのかな?
それほどの群生ではないので、この後、もっと増えてくれるといいのだが。
本当は、今回の第一目的は、この群生がある山に行くつもりだったのだが、足の
不安が少しあって、変更していたので、まさか、ここで見れるとは、想定外でもあり
本当に最高な一日で、充実感がより大きくなった。
イワカガミも多いが、この辺では少し色白さんのものが咲いていた。
ツバメオモトはほぼ終盤だろうか。花の数はそれほど多くなかった。
葉っぱだけや、花の落ちたものはたくさん見かけたので、一気に咲いている時期に
来てみたかったなぁ。
好きな花だけど、撮影が難しい。ピンボケばかりで、どうもいい写真が少ない。
水が豊富にあるから、ミズバショウが多い。
すでに終盤ではあるが、まだまだ咲いている株は多い。
咲いているエリアは広いので、一斉に咲いたら見ごたえがあるだろう。
一緒に咲くリュウキンカの黄色とのコントラストがきれいだ、
もっと丁寧に見ていたら、まだまだいろんな種類の花があっただろう。
本当に種類も株も多くて、見ごたえのある山だった。
これでは何度でも来たくなるというもの。大勢の登山者で賑わっているものの、
山域は広く、混み合っているという感じはあまりしなかった。
これで3週連続の好天で、今年は良い花めぐりができている。
ついに梅雨に突入したが、この後は天気がどうなるだろうか?
次はどこに行こうか?今回が非常に良すぎたので、次回に行く先は、大分
見劣りすることになりそうだ。
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