会津朝日岳(1624.2m)その2--2011年6月12日--2011-06-14 20時18分


【下り】
  11:49    下山開始
  12:17    熊ノ平避難小屋
  12:51    叶の高手
  13:47    三吉ミチギ
  14:47頃  岩魚の里

  昼食休憩は長めで1時間弱。
 桧枝岐、南会津方面がガスで展望がないので、何とか晴れないかとねばってみたがやはりダメ。あきらめて下山開始とした。それでも新潟方面の展望は素晴らしく、切れ落ちた崖からの眺めには息をのむものがあった。

 登りで苦労した雪渓の岩場(草場?)を注意して下ると、あとは雪渓の足跡を忠実にトレースして行けば問題なく下りられた。本当に先発隊や係りの方には頭が下がります。

 雪渓を抜ければあとは危険はないので、マイペースで下ります。
 途中から、叶の高手を振り返る。
20110612叶の高手方面を見返す

 登りはだいぶセーブしたので下りは楽かと思っていたのだが、結構疲労がたまっていたようで、なかなかペースは上がらない。無理せずゆっくりペースとした。

 途中からは、いわきから来られた方としばらく同行。いろいろ話などできて、いつもの単独行の時とは違った経験であった。下りは膝にこたえる。



 三吉ミチギまで来るとだいぶ下った実感がする。ここからは、登山道は沢沿いを通ることが多くなり、ところどころで沢を渡る。
 でも、どこもすべて目印があり安全に渡れる。
20110612沢を渡る

 長く感じた下りもようやく終わりが近くなりました。何とか5.4km下ってきました。
20110612登山道入り口の指標

 最後に、今朝渡った橋を渡れば、駐車場を抜けて、岩魚の里に到着です。
20110612最後の橋


 感動したのが、下山後のおもてなしです。
 麦茶に甘酒、漬物、ワラビ、蕗の煮つけにおはぎなど、ごちそうがいっぱいです。
 疲れた体に、本当にありがたく、どれもとってもおいしかったです。

 婦人会の方々かな?とてもご親切にしていただき、お言葉に甘えておかわりもいただきました。人がごった返しているだけのイメージがあったのですが、とてもとても、本当に素晴らしい山開きでした。

 そういえば、珍しい?ことに長野からお出での方もいましたよ。周りの方々からなんで長野から?なんて言われてました。でも、長野とは山の感じが違うのだとか。そういうものらしい。


 3時30分には只見駅行きのバスに乗り、4時ころに只見駅に到着。
 本日の登山工程がすべて終了です。

 バスでの送迎、記念バッジ、登山道の整備など安全面の配慮、下山後のおもてなしと本当に楽しい一日でした。関係者の方々のご苦労に感謝します。



 最後の締めは温泉。
 本日の温泉は只見駅で教えてもらった、只見温泉保養センターへ。

 汗だくの体もさっぱりし、疲れも取れて最高です。
 少しあとから同じく登山していた団体さんもやってきました。

20110612只見温泉保養センター

 ここからは坂下経由で磐越道~東北道で福島西経由で帰宅。
 高速千円の恩恵も来週までか。



(次は登山中に見たお花編へ)