沼尻より船明神山と鉄山 周回--2020年6月7日--2020-06-08 20時53分


 8:27          沼尻登山口
 9:54-10:10    障子ヶ岩
11:51          鉄山山頂
11:55-12:37   昼食
14:13-14:44   足湯休憩
15:07          沼尻登山口




 花シーズン到来。
 そろそろ開花し出している頃かな?
 ということで沼尻スキー場からのコースで出発。

 大盛況ということか、8時ちょい前で、駐車場はギリギリ滑り込みのタイミング。



20200607_沼尻001


 朝から快晴です。暑いなぁ、風もほとんどなくて、つらい登りです。
 吾妻山方面も最高の眺め。


20200607_沼尻002


 アカモノも咲きだしたが、まだこれからですね。
 マイヅルソウ、ツマトリソウもたくさん見られる。


20200607_沼尻003


 イワカガミもちょうどいいタイミング。


20200607_沼尻004


 沼尻温泉の源泉への分岐を過ぎると、ここからが本番の登り。
 あのてっぺんまでの登りがきついね。


20200607_沼尻005


 写真を撮りながら、休み休み進む。
 どうしてもピントがあわなかった・・・タケシマラン。なんとなくわかるかな?


20200607_沼尻006


 そして登り切って、尾根に出ると、この景色。あとは沼の平を一周します。
 ひとまず、この景色を眺めて休憩。


20200607_沼尻007


 船明神山が近づくと、本日の目的地のひとつ。
 う~ん、少し早かったか。まだ蕾のツガザクラ。


20200607_沼尻008


 コメバツガザクラは、まだまだこれからですね。


20200607_沼尻009


 ミネズオウはいたるところで咲いている。
 鉄山への登りでもあちこちに見られる。


20200607_沼尻010


 鉄山の山頂を過ぎ、避難小屋までの途中で、シートを広げて昼食休憩。
 天気もいいし、避難小屋より今日はいいだろう。

 ここはいつものお気に入りの場所で、磐梯山を眺めながらゆっくりできる。
 いつの間にか雲が垂れ込めて、ぐるっと見回しても、あの高さ、1800mくらい?
より上は一面覆われてしまっていた。


20200607_沼尻011


 これから沼尻温泉方面に向かう途中の難関の一つが、胎内くぐり。
 いつも、どこにあるのかはっきりしなかったけど、今日判明。
 先行者が出てきたところを目撃できた。
 ちょうど、真ん中周辺、岩と樹々の切れ目で土が少しだけ出ているところがあり、
ここに通じているんですね。

 ここからの眺めも最後になるので、これもいつも通り、ここで最後のコーヒー
タイムで軽く休憩。


20200607_沼尻012


 胎内岩をくぐると、あとは激下り。しばらく辛抱。
 一息つくと、今度は足場の悪い道が続く。


20200607_沼尻013


 所々、足元に注意しながら通過して、温泉の源泉に到着。
 ふんどし着用の先客もいましたが、静かになったところで足湯休憩。

 30分ほどのんびりしたら、疲れも吹っ飛びました。
 帰りの足取りも軽くなり、とっても楽。。


20200607_沼尻014


 最後に鉄山を振り返って、登山口までは残り僅か。


20200607_沼尻015


  尾根伝いは最初から最後までミネズオウでいっぱいの一日でした。
  断崖の岩場もお構いなしに、しっかり咲いている高山植物たちの生命力には
驚きます。まだまだ見落としている花がありそうなので、他の方のレポも参考に
もっと眼力をつけたいものだ。


快晴、残雪、花いっぱいの月山--2020年6月21日--2020-06-22 20時11分


 7:40         姥沢駐車場
 9:01- 9:10   姥ヶ岳
11:05          山頂
12:00-12:35   昼食
14:15         リフト上駅
14:47         姥沢駐車場


 今年はコロナのせいでなかなか動きづらかったが、ようやく県外移動の自粛も
解除となったので、しばらくぶりの遠出をしてみた。

 今の時期はどこも花のシーズンで選択は迷うが、無理なく日帰りできる圏内で
満足度も高い場所のひとつ、月山へ。
 
 自宅を5時前に出発、東北中央道を使い、西川ICで降り、2時間そこそこの
7時頃に姥沢駐車場到着。

 みなさんうずうずしていたんでしょう、すでに結構の車で駐車場は埋まってました。
 準備をしてリフト乗り場に向かうと、ちょうどリフト始動のタイミング。
 楽をしてリフト上駅まで上がります。


20200621月山


 まずは姥ヶ岳を目指す。
 まだ雪たっぶりで、つぼ足ではなかなか手こずる。
 アイゼンなしだからしようがないなぁ。
 朝日連峰がくっきり。こんなに全部端から端まですっきり見えたことは
なかなかない。


20200621月山-002


 途中の休憩ベンチにて。
 ヒナザクラが咲きだした。


20200621月山-003


 姥ヶ岳山頂からは鳥海山もしっかり望めました。
 さらに日本海まで見えてますね。


20200621月山-004


 ヒナウスユキソウも見ごろ。
 

20200621月山-005


 さらに進んで、金姥あたりの登山道の両脇もにぎやか。
 

20200621月山-006


 牛首あたりまでくると、ここから先は鍛冶月光の入り口までの残雪歩き。
 さえぎるもののないコース、直射日光が厳しい。
 この雪をコンビニ袋に集めて、急ごしらえの保冷剤として、頭や首にあてながら
暑さをしのぐ。


20200621月山-007


 鍛冶月光の坂はきつい。すっかりなまった体には堪えるね。
 この区間も花いっぱいなので、休みながら撮影に忙しい。

 ここでは初めて見つけたイワウメ。
 まだ少し早かったか。もうすぐ満開になりそう。


20200621月山-008


 そしていつもの場所で、エゾノツガザクラ。
 こっちも少し早かったかな。


20200621月山-009


 もちろんチングルマも満開。


20200621月山-010


 いや~、時間かかりすぎ。
 ようやく山頂に到着し、あれを探す。

 あったあった。月山といえばのクロユリ。以前はもっと多かったのに、
今年は少ないなぁ。神社への直線道路から西側に外れた一角にはたくさん
ありましたが、残念ながらまだ蕾。来週がいいかも?


20200621月山-011


 月山のハクサンイチゲもものすごい。
 今がちょうど満開。このタイミングに出くわしたのは初めて。



20200621月山-012


 山頂の三角点を見に行ったり、神社裏の岩場で休憩しようとしたものの、
なかなか平らな場所が確保できず断念したり、うろうろしながら、結局いつもの
大雪代方面にいくらか下ったあたりで落ち着ける場所を見つけ、ようやく昼食。

 今日は最高の天気です。
 周りの景色を眺め、花々を眺め、ゆっくりくつろいだら帰りましょう。
 こんな天気の日はいつまでもここにいたいと思わせます。
 この辺り、アオノツガザクラもとっても多い。


20200621月山-013


 まずは、山頂に向かって登り返します。
 周りは御覧の通りのお花畑。これがずっと続くんですからもうたまらない。
 こっち方面は登山者も少ないのでゆっくり落ち着けて好きな場所です。


20200621月山-014


 帰りは姥ヶ岳を通らず、牛首からリフト上駅を目指すコースで。
 まだ雪が多いので本当は推奨していないコースのようだが、今日はこの天気だし
こっちを歩いている登山者も結構いるし、行ってみよう。

 それにしても、さすが月山、雪の多さを実感します。
 つぼ足なので、時々足元を滑らせることもありますが、さほど危険は感じない
斜面なので問題なしです。あくまで個人的な感想ですが。


20200621月山-015


 最後は、道の駅西川に隣接する水沢温泉館(\300-)で汗と疲れを流します。
 天気よし、景色よし、花もよし、と大満足の一日でした。
 あの雪が解けた場所にも花が咲き、まだまだ次々と楽しめるのが月山。
 まだしばらくは楽しめるだろうから、また行こうかな。