蔵王 刈田岳と熊野岳--2017年3月12日--2017-03-12 23時00分


 9:10         リフト乗車
 9:30         ゲレンデトップから出発
10:27-10:42   刈田岳神社
11:25         熊野避難小屋
11:34-12:24   熊野岳
13:45         ゲレンデトップ着
14:21         レストハウス着


 自分的に恒例となってきた、蔵王の樹氷見物。今年もやっぱりこの時期。
 3年連続でライザスキー場から刈田岳へ。

 樹氷の最盛期に行きたいと思いつつも、どういうわけか、いつもこの時期に
なってしまう。
 
 8時ちょいすぎには到着したのに、準備やら登山届やらで、遅くなってしまった。
 あとから到着した登山者たちにどんどん追い越されてしまった。



 リフト2本(\320- x 2)を乗り継いで、スノーシューを装着してスタート。
 晴れ予報を期待して出発したが、山頂方面は雲が多い。
 同じ考えでしょう、登山者やBCスキーヤーが大勢です。


20170312_蔵王001


 なんとなくあきらめムードも漂う中、とりあえず、刈田岳へ。
 さすがに昨年よりは雪も多い。でも最盛期の雪付きからはまだ遠いかな。


20170312_蔵王002


 しばらく粘って、ようやく晴れ間にお釜を撮影できた。


20170312_蔵王003


 天気は相変わらずすっきりしないが、熊野岳へと向かう。
 途中はホワイトアウト気味で、周囲の状況が分からない。



 避難小屋を経由して熊野岳に着くと大勢の登山者、スキーヤーで賑わっていた。
 上空には太陽が見え隠れしているので、もう少しで晴れるだろう・・・と期待しつつ、
昼食タイムとする。


20170312_蔵王004



20170312_蔵王005


 ところが、思うように天気は良くならないので、残念だが下山開始。
 吹雪とかではない分、まだましか。

 ホワイトアウト気味ではあるが、このポールを外さなければまあ安心だ。


20170312_蔵王006


 そう思って歩いていると、熊野岳避難小屋あたりで、ガスが一気に消え始めて、
あれよあれよという間に、すっかり快晴に!刈田岳神社まではっきり見える。


20170312_蔵王007


20170312_蔵王008


 この天気急変にはみんな大喜びだったでしょう。
 このタイミングを逃さず、お釜を撮影。
 まだまだ真っ白け。


20170312_蔵王009


 熊野岳避難小屋方面を振り返る。
 登りでは全く見渡せなかった景色が今はくっきり。
 馬の背から熊野岳までの広大なバーンが出現。
 雪質もよさそうだし、スキーにはもってこいではないだろうか。


20170312_蔵王010


 さっきまでの状況ではとても不可能だったが、この天気なら、どこでも好きに
歩けそう。はるか向こうの避難小屋方面を目指して、気ままに進んでみることとした。


20170312_蔵王011


 モンスターたちも、まだまだ元気そうだ。
 こんな天気であればこそ。


20170312_蔵王012


 自分のトレースを振り返る。
 天気がいいとはいえ、沢をうまく回避するようにルートを選ばないと、
思ったようには進路を取れないことを実感。悪天候ならとてもこうはいかない。


20170312_蔵王013


 通常ルートに合流する直前で、少しだけ進路を修正して、無事復帰。


20170312_蔵王014


 今日は遅出が正解でした。
 この時間、左に避難小屋から、右奥に刈田岳神社までぜーんぶ見える。


20170312_蔵王015


 ゲレンデトップに到着すれば、ここからはゲレンデ脇を下っていきます。


20170312_蔵王016


 スキーだったらすぐなんだけどなぁ、と思いつつ、柔らかな雪の上をスノーシューで
歩くのは気持ちいいものだ。

 センターハウスに到着して、山頂方面を眺める。
 午後からは最高の天気となって、良かった。


20170312_蔵王017


 さて、最後は蔵王温泉まで移動して、今日は久しぶりにセンタープラザ(\600-)の
温泉に浸かります。まだ時間的に早かったからか、だいぶすいていた印象。
 疲れた体に温泉が染み渡り・・・体もポカポカ。

 もうすっかり春めいてきた感じで、山も雪はすっかり減ってしまったんじゃないかと
予想していたが、まだまだ十分。もう少しは雪シーズンを楽しめそうだ。

グランデコから西大巓と西吾妻山--2016年3月25日--2017-03-26 15時07分



 8:10        ゴンドラ乗車
 8:52        リフト降り場から出発
10:27-10:35  西大巓
11:41-11:59  西吾妻山
12:13-12:50  西吾妻避難小屋
13:19        西大巓
14:00        リフト降り場
14:43        センターハウス


 樹氷見物といえば蔵王、他にも森吉山と西吾妻にはいつか行ってみたいと
思っていた。

 グランデコのゴンドラ、リフトを利用して比較的楽に上がれそうな西大巓。
 ネットでも様々なレポがあり、登山者多数で安心感も高そう。

 今週末は風も弱く、天気も晴れ予報なので、土曜の朝はいつも眠いのだが、
頑張って出かけてみた。予想よりも早く到着し、7:00には駐車場入り。

 着替えに日焼け止め、その他の準備に、登山届などをすまして、始発8:00の
ゴンドラに、少し遅れて乗り込む。


 山頂方向は、いまいち快晴とはいえない模様・・・



20170325西大巓_001


 ゴンドラを降りてから、リフト1本に乗り、入山口付近へ。

 初コース、人気の山なら、トレース多数・・・と他人を当てにしていたが、最近の
天候は恐らくよくなかったし、連日降雪もあり、さっぱりトレースなし。

 以外にも出足は悪いようで、先行する3名の後ろを追う形で出発となった。



20170325西大巓_002


 スキー場の積雪は、いまだ3mオーバーというだけあり、この辺はまだ真冬。
 思うようには天気は回復せず、1843mピーク付近で見える山頂方面ははっきりせず。


20170325西大巓_003


 標高差ではたいしたことはないのだろうが、雪が深いところもあり、山頂直前は、
なかなか苦労した。

 ようやく山頂らしきところに到達も、標識もなければ、景色もこの通り。


20170325西大巓_004


 うーん、どうしたものかと悩んでいると、後続組から西吾妻に向かうパーティーが
出発。それじゃあ、行ってみるか、とそのほかの皆さんも歩き出します。


 小ぶりの樹氷があちこちに見られて、晴れていればなぁ、と期待しながら前に
進むと、時々青空が顔を出し始めました。


20170325西大巓_005


 振り返って、西大巓もその全貌を把握できるくらいに回復してきた。
 向かって左斜面には、スキーヤーかボーダーが見えていた。


20170325西大巓_006


 少し南寄りを進んでいたようで、避難小屋を通り過ぎて、左手に見ながら、まずは
西吾妻山へ向かいます。
 この辺は、蔵王並みの樹氷に育ってますね。


20170325西大巓_007


 夏でも、山頂はあっけない感じの西吾妻山ですが、どうやらこの辺のようだ。
 ただのだだっ広い雪原。GPS頼りに山頂を特定する登山者もちらほら。

 このころが一番天気も回復し、いいタイミングだった。
 風も弱く、寒さもそれほど感じない。



20170325西大巓_008


 天元台方面を望む。
 もう少しガスが切れればよく見えるのだろうが、ちょっとはっきりとは識別
できなかった。


20170325西大巓_009


 昼食は西吾妻避難小屋へ。
 山頂からは少し先に見えていた。

 ちょうどスキーヤーたちが休憩を終えて出発するところ。尋ねてみると、
雪が重くて意外に苦労しているとのこと。ボーダーは快適らしい。



20170325西大巓_010


 さて、下山しようと外に出てみると、天気はまた下り坂のような感じ。
 もっと晴れると思っていたけど、こればかりは仕方ない。

 周りに誰も見当たらなくなってしまったし、ガスったらやばそうな場所なので、
ちょっとだけあわてて出発。


 避難小屋と西吾妻山、樹氷たち、また来年会いましょう。



20170325西大巓_011


 やっぱり、ガスは取れなくて、西大巓方面がだんだんと視界から消えていく。
 これでトレースがなければ厳しいが、今日はたくさんの登山者でトレースばっちり。

 それにしても、今日は西大巓との相性が悪い。
 再び山頂に立つも、朝と同じでガスの中。


20170325西大巓_012


 ここからは下るのみ。朝は苦労した区間もすっかり踏み固まっていて歩きやすく
なっていた。

 リフト降り場近く、入山口に向かいながら、見渡すと、安達太良から箕輪まで
すっきり見えた。あっちも多数の登山者で賑わっているでしょう。


20170325西大巓_013


 最後はゴンドラで楽々センターハウスに戻って下山届を出して終了。
 車に戻って、着替えをし、コーラで一服。
 なぜだか下山後のコーラがうまいんだな。病みつきになってしまった。


 帰り道、土湯温泉の、こけし湯(\250-、シャンプー、石鹸なし)で疲れをとって帰宅。
 いつも通り熱いお湯だけど、今日は加水もちゃんとしていて、まずまず快適に
入れたかな。

 車中から見た磐梯山が日差しに輝き、箕輪から鬼面山もくっきりで、明日も
どこかへ・・・と目論んでいたものの、疲労度maxであっさり断念。

 人気通り、素晴らしい景色でした。欲を言えば、もっと快晴を狙っていけば、
最高でしょうね。