久しぶりに鳥海山 --2016年9月30日--2016-10-02 20時43分


 7:09         湯の台登山口
 7:25-7:37    滝の小屋
 8:40-8:50    河原宿小屋
10:47         あざみ坂
11:29         外輪分岐
12:21         七高山
13:00-13:20   新山山頂
15:52-16:09   河原宿小屋
17:00         湯の台登山口


 久しぶりの登山。今まで行けなかったので、一番行きたい山に行くことにした。
 9月は仕事が忙しかった。そのご褒美に最後の2日は休暇を取得できたので、
個人的にはこの4日間がシルバーウイークになった。


 9/29は雨模様。まずは移動だけして、翌日の快晴を狙う。
 道の駅 象潟で車中泊し、9/30早朝は明らかな快晴。


 登山口に向かう途中から、朝日に輝く鳥海山を眺める。


20160930_鳥海山001


 登山コースは鉾立か湯の台どっちかの予定だったが、快晴を確信し、湯の台へ。
 今回は上の駐車場に止められた。

 平日とはいえ、10台程度がすでに先着していた。
 駐車場から山頂を眺める。近くに見えるが、大変なんだよな。


20160930_鳥海山002


 まずは滝の小屋。
 ここで管理人さんと少し立ち話。今日は空いているから泊まっていかないかと
誘われる。

 翌日は別な山域を狙っているが、せっかくの鳥海を日帰りはもったいない。
 下山までに決めても大丈夫ということで、さまざま思いを巡らせながらの道中となる。


20160930_鳥海山003


 今回は自分としては初の連続登山となるので、明日も動けるよう、ゆっくり進む。
 八丁坂も意外にきつくて、ようやく河原宿小屋。

 ここにはトイレがあるので助かる。しかも水洗できれい。
 大雪路も小雪路もすっかり雪がない。


20160930_鳥海山_004


 雪渓の方がいかに楽か、思い知らされた。
 石だらけの足元は、なかなか思い通りに歩けず苦労した。

 期待していなかった花も少しだけ。
 リンドウはリンドウでも、春のリンドウが今咲いていた。


20160930_鳥海山005


 紅葉はまだ一息といった感じだろうか。
 十分に紅葉した、チングルマレッド。


20160930_鳥海山006


 花シーズンと違って、今日は景色に感動しながら進む。

 笙が岳と千畳ヶ原。山頂に行くか、あっちに行くか、河原宿小屋で決定できると
考えての湯の台コース選択だった。もっと楽に登れていれば、明日はあっちへ、
もありなのだが、体力的に厳しそうだ。


20160930_鳥海山007


 やはり、雪渓なしの夏道歩きは厳しく、ヘロヘロになりながら外輪へ到着。
 新山と七高山を見ながら先へ進む。
 ここからは大分楽にはなるが、まだまだ遠い。


20160930_鳥海山019


 遠く日本海に浮かんで見えるのは男鹿半島の寒風山だな。
 この景色が鳥海山ならではと思う。


20160930_鳥海山020



 ようやく新山への分岐まで到着し安堵するが、予想より1時間もオーバーで
がっくり。明日も登れるか不安が大きくなる。

 今日は本当に最高の天気。朝からずっと遠くまで見通せるし、ガスも出てこず
終日見晴らばっちり。


 岩手山もくっきり。こんなにきれいに見えるのはすごくないかな。


20160930_鳥海山008


 あれは早池峰かな?


20160930_鳥海山009


 海に浮かぶは佐渡のようだ。


20160930_鳥海山010


 2年ぶりに七高山。


20160930_鳥海山011


 新山との間の雪渓は、わずかに残るのみ。やっぱり今年は雪が少ないんだろう。


20160930_鳥海山012


 新山へは岩がゴロゴロで、よく崩れ落ちないものだと不思議に思う。
 どこからでも行けそうだが、↑に従って進んで行く。


20160930_鳥海山013


 ようやく新山山頂へ。
 どういうわけか、韓国人らしきグループが山頂を占領中。

 よくわからないが、写真撮影に邪魔だからどけ、と言いたい模様。
 気分が悪い。

 気がすむまで写真を撮影して、いなくなってからゆっくり撮影した。
 それにしても、長々と占領して、一向に移動しない。


 声がでかいから、どなっているように感じてしまう。
 何を言っているのかわからないので、悪く言いたくはないが、今日一番に
不愉快極まりない一時となった。残念。


20160930_鳥海山014


 外輪と新山の往復にはあそこの登り下りが必要で、結構厄介だ。


20160930_鳥海山015


 千蛇谷を見下ろす。
 今度は鉾立からこっちも来てみたい。
 こっちも雪渓がすっかりなくなっていて、歩くにはしんどいようだ。


20160930_鳥海山016


 下りもきつい。
 時間はかかるが、焦らずゆっくり下る。

 ようやく河原宿小屋が大きく見えてくる。後ろには月山、さらに右手に朝日連峰が
まだはっきり見えている。


20160930_鳥海山017


 河原宿小屋で最後の休憩。
 外輪から湯の台コースに分岐してからは誰も見かけないコースを独りもくもくと
歩いてきた。

 いや、疲れた。雪渓がなくなって、石だらけの夏道は予想以上に堪えた。

 雪渓が残る時期は川になっていたところも、今は石ころだけ。
 川がある時期はここで顔を洗えるんだけどな。


20160930_鳥海山018


 登山口には17時着。風呂に入って、食料買い出しなどしていると時間的に
厳しいので、小屋泊は断念。前泊で利用なら今後検討の余地はあるな。


 さて、鳥海山荘で温泉\510-に入り、明日に向けて移動を開始。
 まだどこにするかは検討中。朝起きてから最終決定としよう。

 結局、道の駅 雫石で車中泊。約150km弱かな?この移動がまた疲れる・・・
 おかげであっという間に夢の中となった。


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