一切経山(1948.8m)から谷地平へ(その2)--2011年9月17日--2011-09-18 09時00分


 11:48 谷地平避難小屋 到着
 12:25            出発
 13:27 姥神さま
 14:19 浄土平駐車場

 谷地平方面への看板を過ぎるとすぐに樹林帯の道へ。
 いかにも吾妻山系の道といった感じ。風も通らず、蒸し暑さがつらい。

 ここからは下りとなっているが、木の根っこやら岩ゴロでなかなか歩きにくい。
 そんなに人も多くないようなので、鈴を装着。迷いそうな感じだが、それなりに
道あとははっきりしていて心配ない。

20110917谷地平へ

 倒木にキノコがいっぱいなっていた。
 これは何タケ?キノコ類は放射性物質を取り込みやすいようなので要注意。

20110917きのこ

 
 ウメバチソウ。今日はあんまり見ていない。もう終盤なのかな。

20110917ウメバチソウ

 2度ほど沢を渡り最後の沢にでると、谷地平避難小屋が見えてきた。
 ここを越えて沢沿いに進めば到着。

20110917谷地平避難小屋


 避難小屋そばを流れる沢。

20110917避難小屋そばの沢


 谷地平湿原がこの先にあるということだが、今日はあんまり乗り気がしないので
ここで引き返すこととし、小屋で昼食休憩とした。

 休憩中に愛知から来られたという単独の方が入ってこられた。
 一切経山から家形、兵子、ニセ烏帽子、烏帽子、昭元と縦走されてきたという。
 かなりの距離だと思うが、さらにこの後、東吾妻に向かうというから驚きだ。
 でもやはりガスで展望はダメだったようだ。

 車で移動しながら、南アルプスを筆頭に、北上しながら、数日前から福島に入り
磐梯、安達太良と登ってきたとのこと。何ともすごい人がいるもんだ。


 この方を見送った後、こちらも来た道を戻ります。
 帰りは緩い上り。やっぱり足元がこんなで歩きにくい。

20110917登山道


 蒸し暑さがこたえるが時折吹き抜ける風が心地いい。さっきの方はどんどん進まれたようで気配もない。途中2名の方を追い越しただけの静かな道中、ようやく姥神さまの分岐に到着。

 ここでは水分補給しつつ、婆様にも少し飲ませてあげて、登山者の安全をお願い
しました。

 戻りは酸ヶ平からではなく、姥ヶ原からのコースを取る。
 東吾妻はまだガスの中。山頂から猪苗代方面の展望もダメだろうか?

20110917東吾妻山方面はガス

 この辺は木道が敷かれて整備されています。
 あたりを見ると、まだチングルマが咲いている。びっくりして撮影したが、この先も
ところどころで咲き残り?を観察できた。
 
20110917チングルマ

 いよいよか、それともまだまだか、紅葉らしき気配を感じる。

 
20110917秋の気配

 あんまり登りたいとは思わない吾妻小富士。
 でも福島市内からの見た目は格好いいんだな。下山途中も時々ガスが流れて
きれいに見えていた。この眺めもなかなか。
 
20110917吾妻小富士


 だいぶ花を開いていたリンドウ。中はどうなっているの?と真上から撮影してみた。
 なかなか面白いアングル。

20110917リンドウを上から


 下っている途中、何組かパスさせてもらったのだが、最後の家族連れの子供が
元気、元気。先になって走ってどんどん下っていく。とても追いつけません。
 結局この子に先導されて浄土平に到着です。いやいや子供は元気だなぁ。

20110917浄土平に到着

 売店にて豚汁をいただき、最後は、いつもの花月ハイランドの温泉に入り帰宅。

 このところ週末の天気予報は目まぐるしく変わって困ったものだ。
 金曜時点では、日・月は雨予想だったのがいつの間にか晴れ予想。 
 
 少し遠くを狙うにも天気がこれでは予定が難しい。
 さて、明日はどうしよう。