キヌガサソウ咲く神室山へ--2023年6月10日-- ― 2023-06-11 20時40分
5:45 出発
7:22 三十三尋の滝
7:44- 7:56 不動明王
9:03- 9:14 御田の神
10:05ー10:18 山頂
10:27ー11:50 山頂避難小屋
11:55-12:04 山頂
13:18-13:33 前神室山山頂
14:30-14:37 第一ピーク
15:35 前神室山登山口
15:40 到着
ログはこちら
5月から約1か月ぶりの神室山へ。タイミングを逃してしまわないか気になって
いたが、結果的には丁度よかった。
金曜日が休みだったので、前日に大曲へ帰省しての移動で、楽々登山口へ。
前日の雨と、当日は山もガスの中で、天気だけが不安だった。
水場は前回見つけられなかったこともあり、ここで水を水筒2本分確保。
R108沿いにあり便利です。
登山口は道の駅おがちから20分程度。
到着は3番手でした。
登りは左手方向に進み、看板の右手に降りてきます。
最初は沢に沿って進みます。
ここは左のトラロープを使って進みます。
危険個所にはそれぞれロープで対策されてますが、慎重に進む必要があります。
すっかり緑が濃い。
ここも危険個所を振り返って。
バランスを崩さないことが重要。
登りでは左が崖で、落ちたらアウトです。(写真では右)
上と同様、こんな場所がいくつも。
登りでの使用が安全でしょう。下りで使うのはお勧めしませんね。
三十三尋の滝が見えてくると少しほっとする。
ここで沢を横切るのですが、矢印の通りでは少し難しそう。
自分は少し下流から渡った。ここは個人の判断で。
あれ、最近っぽい崖崩れのようだ。
ここが今回は一番危険かな。
危険個所を通過して一安心すると、急登が待ってます。
不動明王で小休止。
本日のおやつ。
サクランボ、キウイ、トマト、バナナ、ゼリー、チーズ、コーラとサイダー。
ここまでで、ペットボトル1本消費。2本目を取り出す。
今日は全部で6本用意しているので、我慢せずゴクゴク。
前回見つけられなかった、水場。
後からやってきた、青森からのソロ女性が見つけてくれました。
水は十分持っているので、2-3杯頂く。
この先は胸突き八丁の急登。ゆっくり行きます。
おっ、ギンリョウソウ。
マイヅルソウ
ショウジョウバカマも、まだ咲いていた。
ミツバオウレン。たくさん見ました。
イワカガミも多いです。
大汗をかいて、ようやく御田の神。
ここからペットボトル3本目です。
前神室とか見えるはずなのですが、う~ん・・・
まあ、本日の目的はこれなので、いいか。
2年前よりも花数は少ないかなぁ。
でも、だいぶきれいに咲いていて、素晴らしい。
まだ蕾のものも見られたので、もう少し先まで楽しめるのだろうか。
主稜線に出れば、神室山は・・・どこだぁ?
登山道の両脇にはシラネアオイがたくさん。草むらに潜んでいるのが残念。
そして、昨日の雨でうなだれているものが多いなぁ。
ちょっと景色は残念ですが、山頂。今年2回目です。
この後、後続の登山者が続々登ってきて、山頂は賑やかでした。
そんな中、yamapのあずまさんとは写真を撮ってあげたり、いろいろと話をしたり
できました。このあと、前神室経由で周回コースへと向かわれましたが、yamapの
記録によると、転倒して、メガネ破損とかあったので、大事なければいいんですが。
予報では昼から快晴になるはずなので、避難小屋でスタンバイしましょう。
同じ目的の登山者、5名ほどで休憩。
この天気なので、あきらめて早めに下山する方も多かったせいで、小屋には
その後も登山者がやって来ませんね。
あっ、ガスが切れそうだ・・・ と、何度か小屋から外に出ては戻るを繰り返し
ましたが、時間切れ。この程度がせいぜい。
小屋でご一緒したのは、yamapのぎんじろうさんペア、やませんさん、
山の中さんペア。お天気待ちもありましたが、いろいろと話もできて、
すっかり長居してしまいました。
まあ、こんな日もありますね。あきらめて下山です。
何度来てもきれいでいい小屋です。
帰りの稜線でも花を見ながら。
途中ではみんな終わっていたんですが、何とか咲き残っていました。
ツバメオモト。
ブレブレですが、ズダヤクシュ。
歩きながら徐々に天気は回復してきて、振り返ると、何とか小屋まで見えました。
あとは下るだけと考えると、意外にきつい前神室。
山頂からも結構な距離があります。
ここまでも、やませんさん、山の中さんペアの3名とご一緒して、にぎやかな道中と
なりました。
ここでも少し休憩して、長丁場に備えましょう。
そして、ペットボトル5本目へ。1本残してるので、もう安心。
こっちもシラネアオイが多い。
ミツバオウレンも。
これから下るパノラマコース。
ツマトリソウ。
花だけじゃなくて、クワガタも。この後登山道から草むらに移してあげました。
これで見納めかな、カタクリも咲いてました。
そしてこっちにもツバメオモトがたくさん。終盤ですが、ゴージャス。
ちらっと見えた下界。あそこは登山口手前の集落かなぁ?
ここの下りも優しくはないんだよなぁ。
男前のようなまっすぐに近い下り。これが結構、足にくる。
ようやく下山。
駐車場の看板の右手に到着です。
到着すると、先に下山していた、山の中さんペアの方と再会。
またまた、いろいろと話し込んでいると、やませんさんも到着。
最後もまたこのメンバーで解散となりました。
この時点でも車5台が残っていたので、今日は盛況だったようです。
さて、秋ノ宮温泉で入浴も考えたのですが、日帰りやっているのか調査不足の
ため、いつものほっと館(¥450-、サウナあり)へ。サウナは入りませんが、
水風呂があるのがいいですね。
昨年は登れなかった神室山。今年は2回登れて何より。この先、暑くなると
登るのは苦しそうかなぁ。小又山とか行ってみたいところがまだまだあるなぁ。
ヒメサユリ咲く障子ヶ岳を周回--2023年6月18日-- ― 2023-06-20 00時00分
5:15 出発
8:22- 8:33 紫ナデ
9:39- 9:44 障子ヶ岳山頂
11:18-12:07 天狗小屋
13:34 猟師の水場
15:22 到着
ログです
天気は快晴で高温になりそうなのに、なぜかてんくらはどこもC。
風が強いからだろうか?
福島なんか30度を超えてどこまで上がるかわからない感じで、とてもじゃないが
この付近には居たくないよ。
では、そろそろ朝日へ行きましょうか。昨年は6/4に登っているし、もう安全に
行けるでしょう、ということで、障子ヶ岳から、天狗角力取山の周回コースへ出発。
距離もそうですが、アップダウンを繰り返すなかなかのハードコースですが、
何度行ってもまた行きたくなる、魅力的なコース。
駐車地点は、周回して車への歩きが短くなるよう、南俣沢の出合の橋を渡って
すぐの所。4:46到着は一番乗り。どういうわけか、その後も車は1台も来なくて、
今日は人気がないのかなぁ?などと思いながら出発。
早速アトラクション。昨年もあった倒木。今年はさらに増えている。
渡渉は問題ないが、その後、上に見えている木の根っこのあたりを向かって
左方向へ進まないといけない。この太い木を越えるのに苦労した。
なぜか印象に残る景色。ここは昨年も見たのを覚えているな。
この先あたりから、想定外だった、ヒメが咲きだしてました。
これはうれしい誤算。
倒木はもちろん、崩落地も多いです。
しっかりロープもあるので、安心ですが、慎重に進みましょう。
アカモノはいっぱい咲いてました。
他にもイワカガミが、わんさか咲いてるし、マイヅルソウ、ツマトリソウ、
ミツバオウレン、ハクサンチドリ、オオバキスミレ、ショウジョウバカマなどなど
花がいっぱいでした。
紫ナデまでの登山道わきにヒメがポツポツと咲いてます。
まだ蕾のほうが多いので、今週から来週にかけてが最高そうですね。
さて、紫ナデで休憩です。
ここまでまだ誰にも会ってない。
昨年冷凍しておいた桃。シャーベット状でうまい。
いよいよ障子ヶ岳が近くなる。
すごい存在感ですね。
この先あたりでソロのお姉さまに追い越される。なんだかとっても早くて、アッと
いう間に先に行ってしまった。
崖は深く険しい。
この眺めは圧巻ですね。
歩いてきた道を振り返る。
右に雪が見えるピークが紫ナデ。
何度もアップダウンを繰り返すこのコース、やっぱりハードです。
ようやく山頂。
残念ながら、以東岳はガスの中。今年も行けるかなぁ?
次は粟畑へ。
振り返って、ヒメと障子ヶ岳。この辺りは蕾がたくさん。
来週はいいんじゃないかなぁ。
障子ヶ池付近の残雪。ここでコースを見失う。
上に登山道があるのを見ると、左側から行けるはず。
自分は見つけられず右から強行突破したけど、ズルズルと何度か滑り落ちて、
無駄に疲れた・・・
やっと粟畑で、小屋が見えました。
先に天狗角力取山に登ります。
やっぱり主稜線はガスの中で、残念な景色。
ここからの眺めは最高なんですがね。
小屋に立ち寄って、昼食です。
この時間、誰もいませんでした。
小屋の中はとてもきれいです。
泊り装備はないけど、ここは泊ってみたいな。
6/18時点では、トイレは1か所のみ使用可でした。水洗の2つは使用禁止。
さて、ゆっくりしたので、帰ります。
小屋への登山道は雪解けで沢状態でした。
下ばかり見て歩くことが多くて、気がつかなかったのですが、上を見れば、
サラサドウダンがたくさんでした。
雨量観測所の手前あたりで、今年初のチングルマ。
この辺りは石畳が整備されてます。濡れてると滑るんですが、今日は晴れなので
快適です。
こちらにも少しヒメ様がいました。このあたりもこれからどんどん咲くんですね。
歩いてきた稜線を眺めます。いやぁ、やっぱりいい眺めだなぁ。
さあ、下山です。
雪渓付近では水芭蕉と、リュウキンカが盛大に咲いてました。
ギンリョウソウもあちこちにいましたね。
単調な下りの最中に、少しばかり、山の幸を頂戴。
だいぶ疲れもたまり、夢中になってる状況でもないので、ほどほどに楽しむ。
最後はいつもの大井沢温泉湯ったり館(¥350-)で汗と疲れをとってから帰路へ。
途中道の駅にしかわにも寄ってみた。時間が早ければ、道の駅巡りしながら
帰るんですが、もう遅いので、西川ICから高速で戻ります。
やっぱり朝日連峰は何度来ても素晴らしいし、どの山もいいなぁ。
昨年は行けなかった、日暮沢からのコースも今年は行ってみようか。
三国岳 飯豊に入門--2023年6月25日-- ― 2023-06-26 00時27分
5:08 御沢野営場到着
5:52 出発
6:42- 6:48 下十五里
7:05- 7:09 中十五里
7:29- 7:34 上十五里
7:58- 8:07 笹平
8:20- 8:29 横峰
8:50 水場
9:10 地蔵山
10:08-10:12 剣ヶ峰
10:30-11:53 三国小屋
13:13 横峰
13:36-13:44 上十五里
14:40 到着
憧れの飯豊山。いつかは行きたいと思うようになって、だいぶたつ。
日帰りでは無理なので、泊り装備が必要だけど、まだ持ってない。
とはいえ、どこまで行けるか、そろそろ力試しもしておきたいところ。
今週末はどこも天気がパッとしないが、この辺りはそれほど悪くなさそうなので、
初めての飯豊にチャレンジしよう。
まずは、メジャーコースっぽい、川入の御沢野営場からのコースで、飯豊に
入門です。
5:08頃到着時は、だいたい22-23台程度が駐車中。
準備中の方も1組。
その他はもうすでに出発か、昨日から登っているのか。さすがに早いですね。
着替えをして、軽くおにぎり朝食と、準備をしたら出発します。
準備中に1台到着し、あっという間に出発していかれた方がいました。
このおじさん、このあと、三国小屋で再会し、いろいろとお話を伺いました。
帰りも少しだけ、ご一緒し、最後も駐車場でお会いできました。
御沢野営場は広い駐車場があり、トイレもあり、炊事場もあり、キャンプ場
ですね。あそこから出発して、少し歩くと登山口があります。
登山道が始まると、いい雰囲気です。
下十五里、中十五里、上十五里と、所々に開けた休憩所があります。
今日は全部休みますよ。
急登の連続ではなくて、所々緩やかで、よくできた登山道です。
短足の自分では、大きな段差の乗り越えはなかなか苦労するポイントなんですが、
ここは、そんな場所にはさりげなくステップが用意されていて、苦労せずに越えて
いけるんです。しかもほとんどの場所でそんな登山道になっていて、とっても感動
しました。ここまで配慮してくれているとは感謝です。
花はいろいろと咲いていますが、標高を上げていくとどんどん出てきますね。
イワカガミはいっぱいですが、白いものがたくさん咲いてますね。
横峰を過ぎたあたりから、しばらくは平坦な道で、一息付けました。
草刈りもしっかりで、歩きやすい。
登山者も素敵な方ばかり。
向こうから来られたソロのお姉さんは、わざわざ道を開けてくれるために相当
バックしてくれて、下るだけですから、と神対応。
自分にはなかなかできないですよね。いや、ホントにありがとうございました。
地蔵山手前の水場。冷たくて、うまい。
この先、もう水場はないようなので、ここで補給するのがいいようです。
さて、今日はのんびりと行けるとこまでモードなので、地蔵山に寄り道。
登山道の両脇はシラネアオイの葉っぱがびっしり。もう花は終わってしまって
ますが、咲いてるときに来たらすごいだろうなぁ。
山頂らしきところまでは進んだものの、それらしき標識もなく、よくわからないので、
手前の広場に戻って、休憩です。
今日はもう何回休憩してるんだ?
まあ、そんな日もいいね。たっぷりおやつは用意してるし。
ミヤマキンポウゲ、だね、きっと。
ユキザサもあるね。
ミツバオウレンも花弁が落ちて、なんか、チングルマっぽい感じです。
イワイチョウも咲き始めてます。まだ蕾が多いからこれから本番ですね。
三国岳避難小屋を目指して進むと、剣ヶ峰の岩場が控えます。
その手前あたりから、おっ、姫様登場。しかもこれが多い。
何度も何度も撮影で止まってばかりで、進みませんよ。
先週に続いて見ることができて、大満足です。
ここの岩々、長くてなかなか終わりませんね。
標識が出てきて、ここが剣ヶ峰。
でもこの先もまだまだ続くんですね。
この先、なぜか右下にずっとロープが伸びて、何と書いているのかわからない、
板が置かれていて、もしかして、ここを下って、巻いていくのかな?と勘違い。
しばらく下って、さらに進むと、何と水場、少ないながらもチョロチョロ程度。
大間違いで、まあしようがないけど、ここの登り返しがなかなか大変。
そしてようやく小屋まで到着。
もしかして、調子が良かったら、切合の小屋まで行けるか?などと考えて
いましたが、そんなに甘くないですね。
この先の景色を見て、今日はここまでと。
さて、そうと決まれば、あとはここで、いられるだけゆっくりしよう。
この時はガスが出てましたが、徐々に晴れ間も出るようになり、太陽が顔を出すと
暑くて厳しい。小屋の中は1階がヒンヤリして気持ちいいので、中で食事です。
仙台からのソロ男性が休憩中で、少しお話。
中はきれいで明るい。2階は、暑くて大変でした。
小屋の中や外やら、うろうろしていると、登山者がポツポツとやって来て、
お話を伺うと、日帰り組で戻ってきた方達。いや、皆さんすごすぎる。
下りも2時間で行くとか言ってるし、レベルが違いすぎて、参考にならない。
でも、皆さん曰く、すごい人しかいないんだって・・・
そんな中、今朝先に出発していった、いわきからのおじさんも到着。
もう年だから切合小屋までの日帰りとか。若い頃は飯豊を歩き尽くしてたと、
いろいろなお話を聞けて楽しかった。
ちょうどそのころ、少しだけ雲が流れ、御西岳方面が開けた。
小さく見える箱みたいなのが、御西小屋だそうです。
残念ながら大日岳などはその姿を見せてくれませんでした。
まだまだ入門程度では、このくらいまでということか。
下りも4時間くらいは見ないといけないかなと思うと、そろそろ帰るか。
12時少し前に小屋を出発。
途中でも花を撮影しながら。
ウラジロヨウラクも。これはガクウラジロヨウラクかな?
なかなか危険な岩場。
雨が降った下りは要注意と、先ほどのおじさんから教えていただいた。
アカモノが咲いてるなと、流しそうになって、アッ。
ツガザクラだ。
一緒に咲いていて、すっかり見落とすところだったよ。
この先、あとから出発してきたさっきのおじさんが追いついて、水場まで一緒に
歩きました。その間も色々とお話を聞けて、とても面白かったし、参考になりました。
水場ではまたまた大休憩で、ここでお別れ。
この先も無理せずいいペースで下ります。
ギンリョウソウはたくさん見ましたが、これはなんか少しだけピンクっぽいヤツ。
下りはいつも苦しいんですが、やっぱり登山道がいいからなのか、意外に疲れない。
そのため、休憩の回数も少なくて、予想外に早く下山。
最後に登山口手前で振り返って。
深い森の感じがいいですね。
なんと3時間かからず到着。さすがに最後は少し、膝カクカクでしたが、上出来。
駐車場には、いわきのおじさんがまだ車にいました。
ここで、挨拶してさよならとなりました。
最後は、いいでの湯に立ち寄るつもりでしたが、あれ?見落としたか。
事前調査不足で、通り過ぎてしまったようで、残念。次回だな。
初めての飯豊挑戦。もう少し頑張れば、切合小屋は大丈夫そうかな。
そうすると、1泊すれば、もう少し回れそうな感じがしてきた。
泊り装備と、食事をどうするかが、悩ましいなぁ。
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