磐梯山--2016年12月4日--2016-12-04 22時58分


 8:12        駐車場出発
 9:21        天の庭
10:55        弘法清水
11:27-12:15  山頂
12:30        弘法清水
13:56        天の庭
14:51        駐車場着


 この週末は、2日とも12月とは思えないような快晴と気温。
 せっかくなので、久しぶりに磐梯山を登ることにして、猪苗代スキー場へ。

 土曜日は用事があって来れなかったのだが、ライブカメラで確認すると、意外に
雲が多くて、それほど条件は良くなかったようだ。それに引き換え、今日は絶好。


 車は4~5台すでに駐車してあるが、登山者なのかはわからない。
 出発までに、他の登山者も見かけなかった。


 スキー場はまだまだ雪待状態。


20161204_磐梯山001


 山頂をアップで。いやー、空が青い。

 雪はあるけど、はたしてどのくらいだろうか?
 とりあえず行けるところまで行ってみることとする。


20161204_磐梯山002


 このコースの難点は、スキー場の登り下り。
 しようがないが、我慢して進む。

 ようやくスキー場上部に到達すると、天の庭。ここからようやく登山道スタート。
 この時点でも、まだ猪苗代湖は雲海に覆われていた。


20161204_磐梯山003



20161204_磐梯山004


 この先は林間のやや平坦な道をゆるゆると進む。
 それほどの展望もなく、あまり見どころもないかな。

 沼の平に到着すると、ようやく展望が開ける。
 ここで見上げた山頂がなかなかかっこいいね。

 山頂へは、向かって右下から左上へと続く稜線を登っていく、ことになるはず。


20161204_磐梯山005


 道中でもなんとなくそんな気はしていたのだが、この辺りの状況を見て確信。
 ここ数日は積雪もないはず。
 どうやら、今日は一番乗りのようだ。雪の上はノートレース。


20161204_磐梯山006


 いよいよ稜線へ乗り上げるあたりからが、少し神経を使った。
 雪は問題ないが、凍結注意。


20161204_磐梯山007


 所々で氷結していて、滑らないように、足の置き場に注意しながら進む。

 この上で、今日初めての登山者に出会う。
 裏磐梯スキー場からのピストンとのこと。
 猪苗代スキー場からは最近、人気がないようですね。

 山頂までもアイゼン等なしでも大丈夫との話を聞き一安心。


20161204_磐梯山008


 弘法清水手前も、同じく慎重に。
 途中、黄金清水は水が出ていたので、何杯かいただきました。

 弘法清水の水も問題なく、ここでも少々。


20161204_磐梯山009



20161204_磐梯山010


 さて、頂上へ向かいます。ここからはあと一息。


 磐梯山に足が向かない理由の一つが、ここから山頂までの区間が、どうにも
好きになれないから。狭いうえに、いつも混雑するので、うんざりする。

 でも、さすがに今日は快適でした。すれ違いは4名だけでした。


20161204_磐梯山011


 霧氷のトンネルを抜けたりしながら進むと、わずかで頂上。のはずだったが
意外に長く感じた。こんなにきつかったかな?記憶はあてになりませんね・・・

 山頂までは、それなりに積雪もあり、足元は安心。


20161204_磐梯山012



 今日は天気予報通り、風も弱く、全然寒くない。
 結局ここまでシャツ1枚で平気だった。2~3℃といったところだろうか。


 山頂からの眺めは360度遮るものもなく素晴らしい。
 左に猪苗代湖、右は雲海に沈む会津若松。
 好対照で面白かった。


 山頂では他に、2名、1名、1名の4名と会ったのみ。



20161204_磐梯山013


 雲海の向うには飯豊連峰。真っ白です。


20161204_磐梯山014



 檜原湖の向う、左に朝日連峰、右は月山。こっちも白い。


20161204_磐梯山015


 このまま、しばらく長居したいところだが、そうもいかない。
 食事を済ませたら、早速下山。

 弘法清水から沼の平までの区間を特に注意しながら下ります。
 天の庭まで降りてくると、スキー場です。



 最後の苦行が、ゲレンデ下り。
 登りも疲れるが、下りはもっと疲れる。しかも長いんだよなぁ。
 今日一番、疲れたし。おかげで、翌日も筋肉痛。


20161204_磐梯山016


 歩いてきたコースを振り返って。いやぁー、長かった・・・ゲレンデ歩きが。
 これは人気が出ないよなぁ。
 今日は最後まで山頂はしっかり見えていました。


20161204_磐梯山017


 まさか山頂まで行けるとは思っていなかっただけに、うれしい誤算。
 今日は本当にコンディションに恵まれた。
 この後は、冬型が強まりそうだから、ぎりぎりのタイミングだったかも。

 今年も残り1カ月を切りました。もう1回、どこかに行けるといいな。



今年最後の山は・・・大滝根山--2016年12月25日--2016-12-25 18時16分


10:10         駐車地点(鬼穴 登山口)
10:18         登山口
11:24-11:30   山頂
11:35-12:18   石ポッケ分岐看板
13:22         駐車地点(鬼穴 登山口)


 今年最後の3連休。
 残念ながら山は荒れ模様の天気と予想して、一番条件がよさそうな最終日まで
辛抱し、ようやく出発。

 雪もさほど多くないし、安達太良も候補に考えていたが、多分、山頂稜線は
カチコチでアイゼンなしでは厳しいと判断。まだ登ったことがない、阿武隈山地
最高峰の大滝根山(1192.5m)を目指すことにする。


 あぶくま洞まで行けば、何とかなるかと安易に考えていたが、意外に登山口が
はっきりしない。あやふやなまま、仙台平キャンプ場のそばの鬼穴登山口から
出発。駐車場には、秋田ナンバーが1台。この後、途中でスライドした方でした。


20161225_大滝根山001


20161225_大滝根山002


 登山道を下っていくと・・・車道にぶつかり・・・本当の登山口が見つかる。
 最初からここにくるべきだったのですが・・・



20161225_大滝根山003



20161225_大滝根山004


 さて、気を取り直して、再出発します。
 最初はやや暗めの杉林の中を歩きます。


20161225_大滝根山005


 歩いていくと、やや急な、葉が落ちて見通しの良いコースを進みます。


20161225_大滝根山006


 さらに標高を上げると、うっすらと積もった雪も出てきた。


20161225_大滝根山007


 凍っているといやらしそうな岩場。
 ここは、鎖がついているので、これを使って登ります。
 他に鉄ハシゴの箇所もあった。


20161225_大滝根山008


 この先では霧氷がきれいでした。



20161225_大滝根山009



20161225_大滝根山010



20161225_大滝根山011


 わかってはいるものの、山頂は占拠されていて・・・・ちょっと残念。
 この位置からの見晴らしもちょっと残念。


20161225_大滝根山013



20161225_大滝根山014



20161225_大滝根山015


 山頂より少しだけ戻って、石ポッケへの分岐の看板が立つ付近に腰を下ろして
昼食休憩とした。時々吹き抜ける風は寒いが、何とか辛抱できるレベル。
 この先も偵察してみたが・・・あんまり気が乗らず・・・ここで引き返すことにした。


20161225_大滝根山012


 期待ほど天気は良くなくて、見晴らしもまずまずといったところか。
 やっぱり、高い山は雲の中。こっちで正解だったろう。


20161225_大滝根山016



20161225_大滝根山017


 出合ったのは、休憩中に登ってこられた2名と途中でスライドした2名くらいかな。
 今日も静かな山歩きだった・・・よく考えると、今日はクリスマスだった。
 それに、有馬記念もだった。

 今年はこれで最後だろうな。1年無事で何よりです。
 来年もいろんな山に登りたいものだ。