ヒメサユリ咲く障子ヶ岳を周回--2023年6月18日--2023-06-20 00時00分


 5:15          出発 
 8:22- 8:33   紫ナデ
 9:39- 9:44   障子ヶ岳山頂
11:18-12:07   天狗小屋
13:34          猟師の水場
15:22          到着



ログです

20230618_障子ヶ岳_log



 天気は快晴で高温になりそうなのに、なぜかてんくらはどこもC。
 風が強いからだろうか?
 福島なんか30度を超えてどこまで上がるかわからない感じで、とてもじゃないが
この付近には居たくないよ。

 では、そろそろ朝日へ行きましょうか。昨年は6/4に登っているし、もう安全に
行けるでしょう、ということで、障子ヶ岳から、天狗角力取山の周回コースへ出発。
 距離もそうですが、アップダウンを繰り返すなかなかのハードコースですが、
何度行ってもまた行きたくなる、魅力的なコース。

 駐車地点は、周回して車への歩きが短くなるよう、南俣沢の出合の橋を渡って
すぐの所。4:46到着は一番乗り。どういうわけか、その後も車は1台も来なくて、
今日は人気がないのかなぁ?などと思いながら出発。


 早速アトラクション。昨年もあった倒木。今年はさらに増えている。
 渡渉は問題ないが、その後、上に見えている木の根っこのあたりを向かって
左方向へ進まないといけない。この太い木を越えるのに苦労した。


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 なぜか印象に残る景色。ここは昨年も見たのを覚えているな。


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 この先あたりから、想定外だった、ヒメが咲きだしてました。
 これはうれしい誤算。


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 倒木はもちろん、崩落地も多いです。
 しっかりロープもあるので、安心ですが、慎重に進みましょう。


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 アカモノはいっぱい咲いてました。
 他にもイワカガミが、わんさか咲いてるし、マイヅルソウ、ツマトリソウ、
ミツバオウレン、ハクサンチドリ、オオバキスミレ、ショウジョウバカマなどなど
花がいっぱいでした。


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 紫ナデまでの登山道わきにヒメがポツポツと咲いてます。
 まだ蕾のほうが多いので、今週から来週にかけてが最高そうですね。


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 さて、紫ナデで休憩です。
 ここまでまだ誰にも会ってない。
 昨年冷凍しておいた桃。シャーベット状でうまい。


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 いよいよ障子ヶ岳が近くなる。
 すごい存在感ですね。
 この先あたりでソロのお姉さまに追い越される。なんだかとっても早くて、アッと
いう間に先に行ってしまった。


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 崖は深く険しい。
 この眺めは圧巻ですね。


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 歩いてきた道を振り返る。
 右に雪が見えるピークが紫ナデ。
 何度もアップダウンを繰り返すこのコース、やっぱりハードです。


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 ようやく山頂。
 残念ながら、以東岳はガスの中。今年も行けるかなぁ?


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 次は粟畑へ。
 振り返って、ヒメと障子ヶ岳。この辺りは蕾がたくさん。
 来週はいいんじゃないかなぁ。


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 障子ヶ池付近の残雪。ここでコースを見失う。
 上に登山道があるのを見ると、左側から行けるはず。
 自分は見つけられず右から強行突破したけど、ズルズルと何度か滑り落ちて、
無駄に疲れた・・・


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 やっと粟畑で、小屋が見えました。


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 先に天狗角力取山に登ります。
 やっぱり主稜線はガスの中で、残念な景色。
 ここからの眺めは最高なんですがね。


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 小屋に立ち寄って、昼食です。
 この時間、誰もいませんでした。


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 小屋の中はとてもきれいです。
 泊り装備はないけど、ここは泊ってみたいな。
 6/18時点では、トイレは1か所のみ使用可でした。水洗の2つは使用禁止。


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 さて、ゆっくりしたので、帰ります。
 小屋への登山道は雪解けで沢状態でした。


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 下ばかり見て歩くことが多くて、気がつかなかったのですが、上を見れば、
サラサドウダンがたくさんでした。


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 雨量観測所の手前あたりで、今年初のチングルマ。



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 この辺りは石畳が整備されてます。濡れてると滑るんですが、今日は晴れなので
快適です。


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 こちらにも少しヒメ様がいました。このあたりもこれからどんどん咲くんですね。


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 歩いてきた稜線を眺めます。いやぁ、やっぱりいい眺めだなぁ。
 さあ、下山です。


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 雪渓付近では水芭蕉と、リュウキンカが盛大に咲いてました。


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 ギンリョウソウもあちこちにいましたね。


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 単調な下りの最中に、少しばかり、山の幸を頂戴。
 だいぶ疲れもたまり、夢中になってる状況でもないので、ほどほどに楽しむ。


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 最後はいつもの大井沢温泉湯ったり館(¥350-)で汗と疲れをとってから帰路へ。
 途中道の駅にしかわにも寄ってみた。時間が早ければ、道の駅巡りしながら
帰るんですが、もう遅いので、西川ICから高速で戻ります。

 やっぱり朝日連峰は何度来ても素晴らしいし、どの山もいいなぁ。
 昨年は行けなかった、日暮沢からのコースも今年は行ってみようか。