コマクサ咲く秋田駒ヶ岳--2013年6月29日-- ― 2013-07-01 20時43分
8:13 八合目登山口
9:19 阿弥陀池
9:39 男岳
11:05 大焼砂
12:02-12:50 焼岳
13:34-13:42 男女岳
14:28-14:42 片倉岳
14:58 八合目登山口
昨年は忙しくて行けなかった駒ヶ岳。
今までもコマクサのベストシーズンには行けなかったが、今回はどうだろう。
登山口を出発すると、さっそくハクサンチドリなどがあちこちに咲いている。
知っている花はほとんどあるんじゃないかというくらい多種多様。
ハクサンチドリは普通に目につくので、少し変わった白っぽいものを撮影。
コケモモは至る所で咲いている。赤っぽいものやピンク、白っぽいものとそれぞれが
個性を出しているようだ。
花の撮影で時間がかかり、かなりのゆっくりペース。今日は仕方ない。
阿弥陀池が見え始めると、木道が始まる。
木道からムシトリスミレがたくさん咲いているのが見える。
初めに男岳に登る。数日前には女性が滑落し亡くなったばかりだ。
ここでも、足元を見るとヒナザクラがあちこちに咲いている。
撮影ばかりで全然進まない。
残念ながら山頂はガスで視界不良。
下っている途中、ときどきガスが切れたりする。ガスの中に浮かぶ阿弥陀池。
なかなか幻想的だ。
こちらの斜面にたくさん咲くニッコウキスゲはまだ早かった。代わりにコバイケイソウが
だいぶ咲いている。
そんな余裕があったからか、登りでは見落としていたイワウメ発見。
今日見つけたのはこの場所だけだった。
ここから、通称ムーミン谷に向かって急斜面を下る。
斜面には、やはりいろいろな花が咲きそろう。
ツガザクラはもう間もなく咲きそうだ。
白のイワカガミも咲いていた。ピンクはあまりにも普通にどこにでも咲いている。
途中まで下って、振り返ると、斜面にはシラネアオイがいっぱい。
ようやくムーミン谷に降り立ってみると、今年は雪が多く、まだ一部の登山道は雪の下に隠れたまま。
両側がチングルマで埋め尽くされる光景を見てみたいものだが、今年は難しいか?
それでも、雪の解けた場所では、チングルマの一大群落がみられ、登山客の歓声も聞かれた。
さて、これからが本日のメインイベント。
大焼砂の登りが結構堪えるんだよね。でも、主役はこの左斜面にいるんです。
男岳をバックにタカネスミレと一緒に撮影。
風に揺れてピント合わせが難しい。
何枚も失敗の繰り返しで、ここでもさっぱり前に進まない。
登山道から離れているのでなかなかうまく撮影できない。
何とか近いところに咲いている株を見つけては撮影を繰り返す。
タカネスミレも黄色が鮮やかで見栄えする。そろそろ終盤だろう。
コマクサを眺めた後は焼岳まで進み昼食とした。
今回初めてガスコンロを持ち込んで湯沸しの練習。風があり不安もあったが問題なく
お湯も沸き、カップラーメンを食べながら景色に見入る。
このころにはだいぶ雲も流れて、湯森山その先に笊森山、一番奥には乳頭山と左手前には笹森山が見渡せた。乳頭山までの縦走も2年前だったなぁ。
阿弥陀池方面に目をやれば、右手には男女岳、真ん中奥には男岳。
今日は一旦阿弥陀池に戻り男女岳に登る。
阿弥陀池に戻ると、ここにもヒナザクラがいっぱいに咲いていて楽しませてくれる。
男女岳の山頂では雲が切れた間は、景色も少々楽しめた。
戻りは来た道を引き返し、八合目へ向かう。
朝見つけたオノエラン。蕾が開くかな、と思っていたけど、まだ早かった。
もう少し先になれば満開になるかな。
ここのオノエランはとっても小さくてかわいらしい。
最後は水沢温泉(\500-)に寄って実家へ。
思ったほど人もいなくてゆっくり疲れをとれてよかった。
もう少し雲が少なければ最高だったが、たくさんの花が見れて大満足。
さて、次は・・・そろそろヒメサユリのシーズンだなぁ。
あれれ?また月山--2013年7月7日-- ― 2013-07-07 23時13分
12:11 姥沢駐車場
12:37 リフト上駅
12:58 姥ヶ岳
14:24-14:47 山頂
15:39-15:50 姥ヶ岳
16:06 リフト上駅
16:35 姥沢駐車場
本当は大朝日岳に登るつもりで、古寺鉱泉の駐車場に7時から待機していた。
でも天気がさっぱりよくならなそうだし、山も全然見えず、雨の中登る根性もなく、あきらめて帰途についた。
途中、運転しながら正面の月山が気になる。やっぱりガスがかかっているが、強風につぎつぎと流されていて、もしかすると晴れるのでは?なんて考える。よし、行ってみよう。
もう昼近いので、まずは腹ごしらえ。駐車場そばの宿でカレーを食べてから出発。
リフト乗り場に向かうと、2週間前は背丈よりも高かった雪の壁はすっかりなくなっていた。
リフトの最終は16時30分ですよと、係員が教えてくれる。
山頂を15時出発ならぎりぎり間に合うかな。できれば14時30分くらいを下山の目安と
設定し、行けるとこまで行ってみることに。
ガスは一向に晴れず、姥ヶ岳への斜面もまだまだ雪がいっぱいで、真っ白け。
やっぱり今日も花ですな。
コバイケイソウはどこでも咲きまくり。月山でも大賑わいだ。
前回とは花の種類も少し変わってきた。
ヨツバシオガマが多くみられる。
ミツバノバイカオウレン。
前回は咲いていなかった?アオノツガザクラが満開。
いつもなら混んでいる登山道も今日は閑散としている。
この天気だから当然か。
ウラジロヨウラクがこんなに多いとは今回初めて感じた。
本当は咲いていてほしかった、コエゾツガザクラ。残念ながらもう終わっていた。
ピンクのツガザクラで、他ではあまり見たことがないな。
あともう少しで14時ちょい。何とか時間も大丈夫そうだと思い、結局山頂まで。
山頂ではクロユリが満開。でも花弁が散り始めたものもあり、そろそろ終盤。
それでもたくさん咲いているので、ついつい撮影してしまう。
やっぱり、ガスは晴れず、展望なし。山頂に来た証拠のつもりで月山神社。
雨ではないが、強風で湿った空気が吹き付けてじっとりと濡れてくる。カメラのレンズも曇るし、強風で揺れるので撮影が難しい。一通り山頂をウロウロして下山。15時前なので何とかなるだろう。
最後にもう一度、姥ヶ岳。16時までまだ余裕。これならリフトの時間に問題なし。
少し休憩して、あたりを散策。相変わらず風が強い。
ウサギギクもヒナウスユキソウも揺れている。まるで踊っているようで面白い。
結局リフトには16時ちょいで到着。3時間30分で往復、この天気では上出来かな。
下山して荷物整理や着替えやらを終えると、本降りの雨。
雨は降らないだろうと思っていたので意外だったが、何とか避けられた。
帰りは道の駅西川の水沢温泉\300-と、近くの店で鴨そばを食べて帰宅。
あ~、朝日にはいつ行けるかな?
栂平園地--2013年7月20日-- ― 2013-07-20 21時34分
今年はコバイケイソウがあちこちで咲きまくり。
先週は、あいにくの天気でダメだったが、まだ見れるかなと少し期待して栂平園地へ出かけた。
自宅出発が16時と遅いこともあり、現地到着はすでに17時近く。
さすがに誰もいない。
長靴に履き替えて歩き出すと、ほとんどの花は終了。
ゴゼンタチバナがまだ少しみられる。ここに来るときはいつも最盛期を逃している。
マイヅルソウにサンカヨウはすでに実をつけている。
そんな中、初めて見たようなこれは・・・家で調べてみるとコバノイチヤクソウのようだ。ベニバナイチヤクソウの白バージョンみたいな感じ。
さほど時間もかからずに目的地。
やっぱり来るのが遅すぎた。先週までが限界だったようだ。
わずかに咲いたコバイケイソウがあるだけで、ほとんどは花を終えた状態。
それでも一面に花が咲いたことがわかり、ものすごかっただろうと想像できる。
木道に沿って一周する間、シャクナゲも咲き残りがあった。
前回、咲いていたのは7~8年前らしい。次もそのくらい先になるのか?
ブルーベリーみたいな実をつけるサンカヨウ。青色になる前は緑色になるらしい。
今年初めて見たギンリョウソウ。
しかもこんなに群生していた。なんとも変な奴。
帰りに浄土平駐車場に立ち寄り、あたりを散策。
モウセンゴケの花を探してみたが見つからず。
思い立ったら気にせずに出かけられるし、有料道路の無料化はありがたいな。
最近のコメント