一切経山--2012年11月4日--2012-11-04 22時16分


11:47       浄土平
12:20       鎌沼
12:29-12:51 酸ヶ平避難小屋
13:16-13:35 山頂
13:58-14:14 酸ヶ平避難小屋
14:52       浄土平


 この週末は寒気が入り、高い山では軒並み初冠雪となっている。

 日曜日はだいぶ回復しているのではないかと期待して、今年は未踏の磐梯山に
向かった。土湯峠を抜けて、磐梯山が正面に見えてくると、山頂から中腹にかけて
真っ白。こりゃーだめだ。

 横向温泉から進路を土湯方面に変更し、磐梯吾妻スカイラインに入り、吾妻山に
進路変更。こちらも積雪の跡が見られるが、だいぶ溶けている。これなら問題ないだろうと、一切経山へ出発。

20121104一切経山001

 酸ヶ平避難小屋に向かう前に、鎌沼に寄ってみた。
 水面は凍り始めている。その上をカモが歩いていく。
 いつものカモがまだいるのか?

20121104一切経山002

 酸ヶ平避難小屋で昼食をとり、山頂を目指す。
 雪が溶けてところどころドロドロの部分があり、歩きにくい。

20121104一切経山003

 浄土平もそうだったが、とにかく風が強い。
 山頂に近づくにつれ、猛烈な風に悩まされる。

 そんな中、辛抱して山頂に着くと、目指すはこれ。
 こちらはまだ凍りそうな感じはしない。今年最後の魔女の瞳。

20121104一切経山004

 思った以上に登っている人がいる。
 それにしても風が強くて、撮影のために素手でいると指が千切れそうだ。

20121104一切経山005


 下りで、東吾妻山と鎌沼を眺める。
 風は強いが天気はいい。

20121104一切経山006

 帰りも小屋で小休止。こんなに風が強い時は小屋で休めるのはありがたい。
 最後に、避難小屋方面に別れを告げる。
 
20121104一切経山007

 足元を見ると、コケモモの真っ赤な実。来年は花の時期に来よう。

20121104一切経山008

 いよいよスカイラインも来週いっぱいで通行止め。(11/12だったかな?)
 すでに夜間は17時以降通行止めとなっており、今年はこれで最後となりそうだ。

 15時過ぎで浄土平の気温が3度。夜間は氷点下となっているんだろう。
 いよいよ冬モードかな。


 さて今日も締めは高湯温泉、花月ハイランド\600-へ。
 冷えた体もあったまり、疲れも取れて、さっぱりして帰宅。



鎌倉岳(967.1m)--2012年11月25日--2012-11-25 22時07分


 3連休最終日、天気も穏やかで久しぶりに鎌倉岳へ。
 、先トイレもある萩平登山口へ到着すると着の車は2台だけ。

20121125鎌倉岳001

 浪江や葛尾はすぐそこ、というだけあり、やはり線量が気になる。

20121125鎌倉岳002

 線量計片手に測定しながら急斜面を登る。
 林の中は場所によりだいぶ変動するが、2マイクロシーベルト前後で推移。

 30分ほどで石切り場へ。
 ここからがこの山の真骨頂。岩場の急斜面が連続し、登った感が得られる。

20121125鎌倉岳003

 途中、積雪は全くなかったが、山頂近くでは霜柱が見られた。

20121125鎌倉岳004

 山頂には先行者が3名。家族での登山のようで微笑ましい。
 ちょうど昼も過ぎていたので、ここで食事。初めて山でカップラーメンをいただく。

 出発時、カップラーメンをザックに入れ忘れ車に戻り、次は箸を忘れて車に戻り、と
2回も引き返していたが、その甲斐があった。山でラーメン、最高でした。

20121125鎌倉岳005

 さて、先行者の方々が下山すると、その後は貸切で山頂からの眺めを楽しんだ。
 鎌倉岳の山頂は360度さえぎるもののない展望が素晴らしい。
 向こうに見える移ヶ岳も見晴らしがいい。あっちはどのくらい線量があるのだろう。

20121125鎌倉岳006

 移ヶ岳の奥には安達太良と吾妻連邦が見えるが、雲がありすっきりしない。
 右手に見えるのは口太山であろうか。

20121125鎌倉岳007

 また、切り立った山頂から下を眺めると、高度感がすごくて、ぞくぞくする。
 写真ではわからないが、この岩の下は切れ落ちた崖となっている。

20121125鎌倉岳008

 このまま昼寝でもしたい天気だったが、そうするわけにもいかず、1時間程度で
下山する。線量計で測定しながら下山したが、途中で瞬間6マイクロシーベルトを
越えるような場所もあり、やはり線量が高いなと実感した。


 下山後に鎌倉岳の全貌を見上げる。
 さっきまで、あのとんがりの上に立っていたんだなぁ。

20121125鎌倉岳009

 帰りは、山頂から移ヶ岳方面を見たときに見えていた、スカイパレスときわの風呂に立ち寄った。温泉ではないがブラックシリカの湯ということで宣伝していた。
 こちらから見た鎌倉岳はもっととんがった山容で見えていた。

20121125鎌倉岳010

 想像してはいたがやはり線量は高かった。これだけ時間が過ぎたと思っていても
やはりまだまだ厳しいのが現実のようだ。