梅雨の晴れ間に、月山(その2)--2021年6月27日-- ― 2021-06-30 20時15分
さて、胎内岩目指して下ります。
ちょうど向こうの雪が見える真ん中の岩のあたり。
このコースも楽しみ。
こっちも、イワウメは終盤かな。残念。
アオノツガザクラとミネズオウ。
こっちはまだ少し早かったみたい。アオノツガザクラはこれから。
アオノツガザクラはあちこちにたくさん咲いてますが、どれもこれからですね。
月山のミネズオウはとっても小さい気がする。厳しい環境のせいかな。
今日は1日で3つのツガザクラを見ることができてよかった。
登山道はまあまあ明瞭。
途中途中は雪解け水で川になってます。
でも水深はたいしたことはありません。
ようやく胎内岩へ。
やっぱり誰もいません。そして、誰も来ません。
そばの広場で休憩しましょう。
カップラーメンと余ったお湯で、コーヒーを飲んだら、コーラは飲める余裕が
なくなってしまった。姥ヶ岳で頂くことにしましょう。
ほんとは朝日連峰を前に休憩の予定でしたが、ガスが出てきちゃいました。
まあ、でもこれだけ晴れてくれれば上出来です。
ここから先は雪が続いてますね。ずっと行けば、清川行人小屋に行けるはず。
そして、本道寺まで続いているんですね。いつか行ってみたいなぁ。
段々ガスが周りを覆いつくして、このまま真っ白になるのかと思ったけど、
今日は、次々と風に流されて、少し待つとすぐに見通しは回復する。
なんだか遠くで、ゴロッと聞こえたような気がしたが、その後は平穏なまま。
もっとゆっくりしてもいいかもしれないが、午後からの天気は油断ならないので、
戻りましょう。
ハクサンイチゲの蕾は最初は黒っぽいんですね。
真っ白い花なのに、こうなっているんですね。
こっち方面は、まだ雪が溶けたばかりで、これから花が咲くのが楽しみです。
どうりで、いつもはもっとたくさんのチングルマや、ヒナザクラが咲いているはずが、
少なかったもんなぁ。
再び山頂に登り返すと、登山者がだいぶ増えてきました。
では、姥ヶ岳に向かうとしますか。
鍛冶月光の坂を下り、雪渓を越えて、牛首から金姥へのコースを進むと、
これから歩くコースがくっきり。やっぱりこのコース好きですねぇ。
姥ヶ岳の後ろには、3月に登った湯殿山。すっかり雪が少なくなりました。
雪の湯殿山は最高だったな。
やっぱり写真撮りすぎで、進みません。
ハクサンチドリやヨツバシオガマ、その他いろいろ咲いてます。
雪解けが早かったほうは、ヒナザクラもしっかり咲いてました。
金姥が近づいてきました。
この時間、リフト組は、山頂方向へ行ってしまって、ほとんど出会う登山者は
いません。ほぼ貸し切りの登山道。最高ですね。
最近は撮影してなかったけど、カラマツソウもたくさん咲いてます。
金姥からの斜面では、ミヤマウスユキソウがあちこちでたくさん咲いてます。
今日は、どこでも見かけるくらい、とにかくたくさん咲いてました。
そして、姥ヶ岳到着。
ソロ男性がお昼寝中でした。
山頂方面を振り返ると、やっぱり今日はガスが出ても次々と流されて、
待っていると、こういう景色が見られます。
山頂神社と、山頂小屋もどうにか見えてますね。
姥ヶ岳の山頂広場でもミヤマウスユキソウがたくさんでした。
ニッコウキスゲは1輪だけ開いてましたが、これからですね。
山頂手前の木道周辺はチングルマとイワカガミがたくさんのお花畑。
やっぱりいいです。
最後はこの先の雪を降りるんですが、やっぱりスキーヤーがいっぱい。
せっかくなので、レジャーシートで尻滑り。でしたが、さすがに斜面が急で
すごい勢いで、これじゃ滑落だよ。あんまり調子に乗ると止まれなさそうなので、
止まりながらを繰り返し。しかも、雪が入ってきて、お尻が濡れて・・・
カッパズボンをはいてからにすべきだった。失敗。
帰りはリフトを使ってお気楽下山。朝のコースを戻るのは危険と判断。
安全第一です。
梅雨空で、天気が読みづらい中、雨にも降られず、ガスにも包まれず、
時折日差しも出るし、風もほどほどで暑すぎることもなく、花もたくさん見られたし、
満足の一日となりました。何回も来てるけど、また行きたくなりますね。
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