大朝日岳 山頂まであと少し--2020年8月22日--2020-08-23 19時37分


 5:58         出発
 7:19- 7:32  一服清水
 9:00- 9:17  古寺山
10:12-10:22  小朝日岳
11:37-12:30  銀玉水
14:18-14:23  古寺山
16:30         到着





 ヒメサユリの時期に来たかったけど、コロナや、休みと天気の相性が悪かったりと
今年はタイミングが悪い。盆休みは猛暑もあれば、雨だったり、晴れの日は墓参り
となかなか山に出かけられず、1か月ぶり。

 やっぱり、行くなら大好きな朝日連峰。日曜ゆっくりするには、土曜に行くしか
ないということで、寝不足ですが、朝3時出発。4時30分には道の駅西川でトイレと
日焼け止めの準備を済ませ、5時30分頃には古寺の駐車場へ到着。

 古寺の駐車場も広くなって、駐車の心配もなく来られるようになった。
 この時点で、結構な台数の車。やっぱり人気があります。


20200822_大朝日岳001


 最初の急登はゆっくりゆっくり。


200822_大朝日岳002


 登山道上にクワガタ発見。
 いつか、踏みつぶされないように、草むらに移動させてあげた。


200822_大朝日岳003


 登山度は少しづつ手入れされていて、歩きやすくなっている。
 下山時に、登山道整備の方々に遭遇。こうした方々のおかげで、楽に歩かせて
もらっていると思うと頭が下がります。


200822_大朝日岳004


 一服清水までは、まあまあのペースでしたが、その後はすっかりペースダウン。
体が動かず、すでにかなりくたくたで古寺に到着。
 寝不足と暑さと、コロナによる運動不足とですっかり体が弱ってしまった。

 小朝日岳はくっきり見えているが、肝心の大朝日方面はガス。
 この後晴れるんだろうか?


200822_大朝日岳005


 古寺山までを、いかに楽に越せるかがこのコースのポイントで、ここから先は楽しい行程のつもりだった・・・が、さっぱり体が動かない。古寺までで、後続の登山者
全員に追い抜かれたんじゃないかと思えるほどのスローペース。

 これじゃ、大朝日も無理かも?と思い始めて、小朝日岳に登ってからこの先を
考えることにした。

 やっぱり体調が悪いのか、休みなしでは、あそこまでも行けない・・・


200822_大朝日岳006


 小朝日の登りはなかなかの急登。
 でも以外に登りやすい感じ。反対側から登るのはもっと厳しいので、やっぱり
行きで登るのが楽だと思う。


200822_大朝日岳007


 ようやく、小朝日岳山頂。
 ここからの景色も素晴らしいんですが、やっぱり大朝日はガスの中。
 ここでも少し休憩とエネルギー補給。時間的には微妙だが、体調が復活すれば
まだ行けるかも???


200822_大朝日岳008


 最初は緩い下りですが、途中から激下りとなり、熊越で巻道と合流してからも
急な下りが続き、道が平たんとなれば、ようやく小朝日を通過。

 ここからもう、銀玉水までは一気に行けるところなのに、途中で休みながらとなる。
 いつもとは足の感じも違うので、無理はしないほうがいいなと思い始める。
 ケガ以来、右足のしびれは後遺症としてずっと続いているのだが、登山靴の時は
それほど気にならなくてよかったのに、今日はいつもと違った。


200822_大朝日岳009


 何とか、銀玉水までは来たものの、今日の体調では帰りが心配。
 相変わらず山頂方面はガスの中なので、今日はここまでとして、昼食タイムに
突入。ここでも水には困らないので、湯沸かしや、飲み水や、顔を洗ったり、腕に
かけたりと、心配なしに使えるのがありがたい。そして、とっても冷たいので、暑さ
対策には大助かり。


200822_大朝日岳010


 歩いてきた道を振り返ります。
 帰りはここを戻ります。名前は小朝日ですが、形は立派ですね。


200822_大朝日岳011


 ゆっくり休憩したら、帰ります。
 山頂にも行ってないのに、先に登って下山していく登山者にも次々と先を越され、
結局帰りも、ほぼ最後に近い位置となってしまったようだ。

 銀玉水の標柱から山頂方向を見納めてから戻りましょう。
 この上も最後の急登があるんですよね。
 やっぱりまだガスです。


200822_大朝日岳012


 帰り道、登山道わきに咲いている花を見ながら進みます。
 ミヤマクルマバナ


200822_大朝日岳013


 アキノキリンソウ


200822_大朝日岳014


 ハクサンシャジン


200822_大朝日岳015


 タカネマツムシソウ
 その他も、すっかり秋の様相ですね。町は残暑で厳しいですが、山はもう秋が
進んでいるんだなと実感させられます。


200822_大朝日岳016


 帰りの小朝日岳は巻道を通過。
 下山コースでこっちからの登りはかなり厳しいだろうな。


200822_大朝日岳017


 ウメバチソウ


200822_大朝日岳018


 古寺山の手前で振り返ると、何となくガスが切れて、今日初めての山頂が
拝めた。今夜泊りの登山者たちは、展望を見られたのかな?
 大朝日から西朝日、そしてさらに続く山並みの眺めはやっぱり最高ですね。


200822_大朝日岳019


 エゾシオガマ

200822_大朝日岳020



 帰りも、三沢清水、一服清水で水をたっぷり利用できるので助かった。
 銀玉水を水筒3本分背負ってきたので、帰りも軽くはなくて、結構大変だった。


 最後は、大井沢のゆったり館(\300-)の温泉で汗を流して終了。
 さすがに朝日、寝不足で軽く行ってこれる程は甘くなかった。
 この時期は毎日暑いので、水分ばっかり飲んでいるから、暑さに弱いのかな。
 気温1桁がちょうどいい感じなんだなぁ。

 そろそろ1泊登山も考えたほうがいいのかなぁ?でもその分、荷物が重くなると
もっと厳しそうだよなぁ・・・