月山はクロユリ満開--2012年6月30日-- ― 2012-06-30 22時54分
8:07 姥沢駐車場
8:53 姥ヶ岳
10:18 月山山頂
11:34 (下山)
12:14 金姥分岐
13:12 姥ヶ岳
14:03 姥沢駐車場
クロユリが見てみたい。クロユリといえば月山。
今がちょうど見ごろのようなので、月山へ出かけた。
さすがに人気の山、それなりに駐車場は混んでいる。
まだスキーヤーが多く、登山客とは半々くらいだろうか。
雪が多く残るので、上り下りともリフト(\1,000-)を使うことにした。
リフトの下は、ハクサンチドリ、ニッコウキスゲが咲いている。赤い実をつけた
ノウゴウイチゴも見られた。
リフトを降りて、姥ヶ岳へも雪道となっている。ここをゆっくり登っていく。
足元も危険はない。
スキーヤー、ボーダーが多い。この天気の下、気持ちよさそうだ。
姥ヶ岳山頂に近くなると、ようやく雪もなくなる。
ミヤマウスユキソウが多く咲いていた。
姥が岳から月山山頂方面。これからこの先へと向かう。
こちらもまだまだ雪渓が広がる。
リフト+30分程度で楽に稜線に出られるのも、月山の魅力の一つだろうか。
ヒナザクラはこの付近でだけしか見つけられなかった。
風に揺れてピントを合わせられず苦労する。
お決まりのチングルマ。面白い状態のものを撮影してみた。
ツガザクラでいいと思うが、花の形が少し違っている。開花前だからだろうか?
ちょっとわからないな。
ミヤマキンバイもあちこちで咲いていて、黄色がこの青空とよくあっている。
昨夏来たときは登山者で混んでいてなかなか進めなかった牛首から先、山頂手前の急斜面も、まだ少し時期が早いせいか、スイスイと登れて快適。駐車場の車から想像した登山者よりもだいぶ少ない印象だ。
山頂に到着すると、お目当てのクロユリが満開。
花の色も地味だし、背丈も低く、周りの草丈が高いと、見落としそうだ。
実物は今回初めて見たが、やはり見落とすところだった。一旦行き過ぎて、あれ?
とよく見たらクロユリだった。
それにしても数が多い。この一帯で、あちこちに見られる。
あちこちで撮影の渋滞も一時起きていた。
絶好のタイミングで見られたようだ。
月山神社と左に鳥海山。
残念ながら、鳥海山の山頂にはガスがかかっている。
ハクサンイチゲもそこかしこで咲きまくっている。
低い目線からのアングルが結構いい感じだ。
少し早いが、月山神社の裏手で昼食休憩した。
静かな山頂のひと時はまさに至福の境地。
さて、一休みして来た道を戻る。
まだ時間があるので、金姥から施薬小屋方面に行ってみた。
こっちには、ミヤマキンポウゲがたくさん見られた。
ミツバオウレン?と思ったが、よく見ると違う。はて何か?帰ってから調べてみると
ミツバノバイカオウレンというようだ。
透明感のあるイワナシ。
ツマトリソウ。
アカモノ三人衆。まだ咲き始めみたいだ。
他にも、シラネアオイ、イワカガミ、スダヤクシュと花は様々に咲いていた。
さすがに花の山、月山。
ところで、この先の雪渓で道がわからなくなり、ほかに登山者も見かけず、今回は
引き返すこととした。
再び、姥が岳付近から山頂方面。ガスも流れて、すっきりとした見晴らしで最高。
帰りは、志津温泉の仙台屋さんで入浴(\500-)。
さっぱりした後は、道の駅などを巡って帰宅。
梅雨の晴れ間に最高の一日であった。
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