蔵王 中丸山(1562m)から熊野岳(1841m)--2011年10月9日--2011-10-09 21時51分


 7:36  ペンションtooCotton入り口
 8:45  中丸山山頂
10:16  熊野岳山頂
10:40  地蔵山山頂
12:00  再び熊野岳山頂
12:41  刈田岳
14:13  駐車地点到着


 3連休は天気も良いので行楽地はどこも混みそうだが、ちょうど紅葉も進み見頃
と思われるので、蔵王をライザスキー場側から登ってみることとした。

 ライザスキー場より少し上、エコーライン脇からペンションtooCottonへの道に
左折してすぐの広場に駐車。先発者がいるかと思いきや、自分が一番だった。

 予定より遅めの7時過ぎ到着だったが、スキー場の草むらには霜が降りていて
気温は8度くらい。やはり山頂はかなり冷えているのだろう。

 登山の準備をしていると、下から一人登っていく方がおられた。
 この後途中で追いつき、いろいろとお話などさせていただいた。

20111009P.tooCotton入り口

 中丸山へのコースは案内板に従い進めば迷うことはなかった。
 一度仙人沢へ降りて、そこからがスタート。
 この橋(仙人橋)を渡ってすぐに急登が始まる。
20111009仙人橋

 しばらく辛抱の登りが続くと、じきに緩い登りとなり、視界も開けてくる。
 このあたりからの眺めは最高だった。中丸山山頂付近はいい感じに色づいている。

20111009中丸山方面の景色

 1時間とちょっとで中丸山の山頂到着。
 連休中といえどもこのコースは人が少ない。

 朝先行していた方に途中で追いついた以外、他には誰とも会わず。
 自分を撮ることはほとんどなかったが、山頂では写真を撮ってもらった。

 また、いろいろとお話を聞かせてもらいました。
 このコースは急なのを嫌ってあまり登る人は多くないのだとか。
 こんな連休などにはうってつけかも知れない。

20111009中丸山山頂

 中丸山山頂を過ぎ、熊野岳が近く見えてくる。このあたりは絶景を楽しみながら
進んだ。山形方面はちょうど逆光で写真にはうまく撮影できず残念。

20111009熊野岳方面の景色


 登山道わきにはまだリンドウが見られた。

20111009エゾオヤマリンドウ


 マイヅルソウの実は赤く輝いていて、まるで宝石みたい。

20111009マイヅルソウの実

 熊野岳が近い1700mあたりで景色がいいので小休止。
 少しはっきりしないが遠くの山がうっすらと見えている。

 向こうに見えるのは月山のようだ。
 他に朝日連峰も見えていたが、写真ではうまく撮れていなかった。

20111009月山が見えた

 ここからは案外とあっさり熊野岳に到着。
 さすがに連休中ということもあり、ここからは結構な人出。
 写真を取るにもタイミングが難しい。

20111009熊野岳山頂

 まだ10時、時間も余裕があるので、地蔵山へ向かう。
 三宝荒神山方面も紅葉が進んでいる。

20111009地蔵山から三宝荒神山方面の景色

 このあたりは登山客の他に、普通の格好をした人たちも大勢いて、完全に観光地と
いった様相。ロープウエイがあるから誰でも簡単に来られる。

20111009地蔵山山頂

 定番のお地蔵さんも見に行ってしまった。
 見るのはいつも冬だったので、首より下を見たのは初めて。

20111009お地蔵さん

 再び熊野岳に戻り、馬の背を刈田方面に進む。

 稜線上は風が強く普通の人では寒いようだったが、自分的にはこのくらいの気温のほうが汗も出ず快適だった。

 熊野岳までの途中で、どうしてもおなかが空いて昼食とした。
 風をよける場所がなかったが、座ってしまうと案外風は気になるほどではなかった。




 蔵王といえばお釜。
 これを見るだけなら、すぐそばまで車で来られるのでありがたみはないのだが、
今日は随分と歩いてきたので、感動する。しばらくの間、眺めてしまった。

20111009蔵王のお釜

 続いて刈田岳へ。
 ここはすぐそばに駐車場があり、レストハウスもあり完全な観光地。
 奥に見える刈田山の神社あたりにかけて、登山者やら観光客やらがごった返す。

20111009刈田峯神社と駐車場

 刈田岳の避難小屋近くでコーヒータイム。
 神社付近は観光客が多くて落ち着かないので、こちら側に来てみた。

 エコーラインの宮城側からの車が渋滞しているのが見えた。
 屏風、不忘など南蔵王方面もよく見えていた。ここを起点に縦走ならば、割と楽に
往復できるだろう。いずれ行ってみよう。

20111009屏風岳から不忘山方面

 戻りはエコーラインと並走するコースを取り、周回の形式とした。
 最初は刈田リフトのそばを下り、時々リフトに乗る人も近くに見える。

 その後、リフト乗り場がある駐車場に出ると、そこから先はエコーラインに沿った道となる。すぐそばを車が走り、何か台無しな気分でもある。こちらはほとんど急な個所はないが、足元が所々泥んこで気を使った。

20111009戻りコースはエコーラインと並走

 最後はスキー場のゲレンデ内を下るのだが、これがきつい。
 今日一番厳しかったのはこれかもしれない。
 途中で道を見失ったようだが、気にせず、ゲレンデ内を強行した。


 ゲレンデを下りながら、登りに通った中丸山方面を見上げてみると、とてもきれいな
紅葉となっていた。最盛期はもう少し先だろうか?

20111009スキー場内から中丸山方面を望む

 帰りはエコーラインを宮城側に抜けて白石経由で戻った。

 さすが連休だけあって、宮城側からの渋滞がものすごい。刈田岳で見たときからさっぱり解消されていないようだ。

 こまくさ平付近からずっと並んでいたようだった。あれじゃあ、2時間とかかかりそうな感じではないだろうか。途中で救急車が登って行ったが、あれではすれ違えたのだろうか?少し気になった。

 途中、遠刈田の温泉に寄るつもりが道を間違えてしまい、結局いつもの花月ハイランドへ。磐梯吾妻スカイラインもだいぶ混んだのだろう、下りの車の多いこと多いこと。

 渋滞はうれしくないが、多くの人が来てくれることで、復興にもつながって欲しいものだと思う。



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